【本件の概要】
この度、龍谷大学瀬田キャンパスに学生や研究者の共創を促す施設として、ウッドデッキ「Green Deck(グリーンデッキ)」、「Sky Deck(スカイデッキ)」、教育研究用宿泊施設「Rest Nest(レストネスト)」を整備し、6月末に完成を迎えました。礼拝施設である樹心館をシンボライズする軸性に沿った空間構成により、本学の歴史性と建学の精神をより高めます。
施設には滋賀県産地元材「びわ湖材(※)」を活用することで、木の温もりを感じるとともに、CO2吸収・削減による地球温暖化防止につなげています。また、木材調達に負担がかからない規格材を中心に用い、金物を使わない伝統工法を採用。「びわ湖材」の活用だけでなく、学生や教職員を対象にした「森林ワークショップ」を実施し、未来や地域とつながったプロセスを実現しました。
7月4日(木)、本施設の完成を記念して、瀬田キャンパスにて学生代表等の学内者をはじめ、滋賀県内の行政関係者や地域の方などをお招きし、オープニングセレモニーを開催しました。
(※)ウッドデッキの一部は滋賀県『びわ湖材利用促進事業』の補助を受けています。
「Green Deck」はグリーンハウスの愛称で親しまれた礼拝施設「樹心館」の横に新たに整備しました。瀬田キャンパス開学時に植樹した待ち合わせの樹、見守りの樹、学びの樹という3本のユリの木とともに配置したウッドデッキでは多くの学生が集い、くつろぎ、学びを深める場となります。
また、「Green Deck」の植栽の一部は、先端理工学部と農学部の連携事業により、仏教の五色(ごしき)をモチーフに緑・黄色・赤・白・紫の植物でデザインされており、学生も主体的に施設整備に参画しています。
「Sky Deck」は2号館の中庭を改修し中庭の中心にある樹木を囲むように配置したウッドデッキ。学生が木漏れ日を浴び、空を見上げて晴れやかな気持ちで交流や学びを深める場となります。
瀬田キャンパスのシンボルである礼拝施設、樹心館を中心に整備した「Green Deck」と「Sky Deck」は、学生たちが自分自身だけの見方を離れて、異なるいのちが生かされあって形成されている森のように互いの能力を活かし、補い、共創により新たな価値が創造されることをめざします。
学生用の教育研究用宿泊施設「Rest Nest」は、カプセルベッド20床やシャワー設備、ラウンジなどを整備。「無印良品」の家具や「今治タオル」のアメニティなどを採用し深夜まで実験・実習や研究活動に取り組む学生がゆっくりとくつろぎ、休息することができる心地よい場所となることで、学生の教育研究成果が向上することを期待しています。
今後も瀬田キャンパスは、自然科学を中心に展開し、共創を実現するキャンパスとして地域の特性を生かした価値創造や社会変革を牽引する拠点になります。
【施設情報】
特設サイト『New Ryukoku ―新たなキャンパスから生まれる。新たな龍谷大学。』
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問い合わせ先:龍谷大学 瀬田事務部(田中・山田)
Tel: 077-543-7713 Mail: setajimu@ad.ryukoku.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター (リンク »)
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