除雪車の梯団走行の少人化・省力化のため、E1A新東名建設中区間で「除雪車の自動運転化に向けた実証実験」を実施します

日本電気株式会社

From: PR TIMES

2024-07-31 16:46



NEXCO中日本(本社・名古屋市中区、代表取締役社長CEO・縄田(なわた) 正(ただし))と、日本電気株式会社(本社・東京都港区、取締役 代表執行役社長 兼 CEO・森田(もりた) 隆之(たかゆき))は、除雪車の梯団走行の自動運転化に向けて、E1A 新東名高速道路(新東名)の建設中区間で実証実験を実施しますので、お知らせいたします。

■開発の背景と目的
 降雪時の高速道路でもお客さまに安全にご利用いただくため、吹雪による視界不良など悪条件のなか、除雪車の梯団(ていだん)走行により複数車線の除雪作業をおこなっています。昨今の高齢化や労働人口減少に対し、これに関わる運転や作業の少人化・省力化を目的とした以下の技術開発を進め、除雪車の梯団走行の自動運転化の実現を目指しています。  

[表1: (リンク ») ]


■開発状況
 第一段階として、平坦路(南紀白浜空港旧滑走路)で隊列走行から梯団展開と梯団収束の実証実験をおこないました。第二段階では、勾配がある曲路(アネスト岩田 ターンパイク箱根)において同様の実験をおこないました(図1、写真1、2)。
[画像1: (リンク ») ]


<走行試験状況>
[画像2: (リンク ») ]
写真1 第一段階(昼間・勾配なし・曲路なし)              (南紀白浜空港旧滑走路)
[画像3: (リンク ») ]
写真2 第二段階(夜間・勾配あり・曲路あり)         (アネスト岩田 ターンパイク箱根)

今般、第三段階として新東名建設中区間を活用した実証実験をおこないます。その後は、降雪がある状況下での梯団走行の技術確立に向けた実証実験(第四段階)をおこなっていく予定です。

■建設中区間での実証実験概要

[表2: (リンク ») ]
 実証実験(第三段階)は、除雪車を想定した実験車両(写真3)が勾配や曲路がある、新東名建設中区間(延長約2.8kmの走路)で、インターチェンジランプからの本線合流や事故・故障車などの路上障害物があった場合(図2)の運用上の課題を把握することを目的としています。


[画像4: (リンク ») ]
写真3 実験車両

[画像5: (リンク ») ]
                   図2 路上障害物を想定した実証実験イメージ

<本件のお問い合わせ先>
NEC インダストリーインフラ統括部
E-Mail:jidouunntenn@iid.jp.nec.com

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    生成 AI の真価を引き出すアプリケーション戦略--ユースケースから導くアプローチ

  2. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  3. セキュリティ

    マンガで解説、「WAF」活用が脆弱性への応急処置に効果的である理由とは?

  4. セキュリティ

    クラウドネイティブ開発の要”API”--調査に見る「懸念されるリスク」と「セキュリティ対応策」

  5. セキュリティ

    5分で学ぶCIEMの基礎--なぜ今CIEM(クラウドインフラストラクチャ権限管理)が必要なのか?

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]