DX Suite が日産自動車の業務変革に貢献、全社展開により社内AI-OCR ユーザ数が10倍に

AI inside 株式会社

From: PR TIMES

2025-02-10 11:00



AI inside 株式会社は、日産自動車株式会社(以下「日産自動車」)における、AI-OCRサービス「DX Suite」の全社展開により、日産自動車におけるAI-OCRの社内ユーザ数が導入時に比べ約10倍に増加し、デジタル化の推進に大きく貢献していることをお知らせいたします。
全社展開と成果
日産自動車は、全社的なDX推進の一環として、AI inside の「DX Suite」を導入し、複数の部門・業務において、文書・画像内のテキスト処理業務のデータ化および自動化を推進しています。

AI inside では「DX Suite」の利活用の社内推進のサポートやワークショップの実施などを行い、日産自動車におけるDX推進をサポートしてきました。その結果、社内のAI-OCR ユーザ数が約10倍になるなど、社内DX推進に大きく寄与する結果となりました。

さらに、2024年7月17日には、日産自動車が開催した社内DX推進イベント「Automation Day4」(※)に参加し、「DX Suite」とRPAを連携させた業務自動化事例のセミナーを実施しました。本セミナーでは、実際の業務フローに即した実践的なデモンストレーションを行い、参加者から「具体的な業務への適用方法が明確に理解できた」「すぐに実践できる内容で有益だった」など、高い評価をいただきました。さらに、セミナー参加者から98%という高い満足度を獲得しました。

※ 「Automation Day」とは、日産自動車が全社的なデジタル化施策を推進する社内DXイベントです。年に複数回行われる本イベントでは、生成AIなどの最新テクノロジーやユースケースなどを学ぶセミナーが複数企画され、会社全体のリテラシー向上・業務自動化・DXを推し進める機会です。


日産自動車でのAI-OCR活用事例
「DX Suite」は、日産自動車の様々な部門で活用され、業務効率化に貢献しています。
主な活用事例
【生産技術部門】
内容:現場作業者の作業指示票の手入力業務のデジタル化
効果:処理時間を85%削減

【工場部門】
内容:生産設備から紙で出力される品質測定データの品質管理業務のデジタル化
効果:処理時間を480時間/年削減

【開発部門】
内容:部品メーカーからFAXで提出される部品特性データのデジタル化
効果:オフィス内のペーパレス化とデータの一元管理を実現

【間接部門】
内容:データのダウンロードができない情報端末の情報をスクリーンショットにした後、文字を読み取りデータ化
効果:処理時間を大幅に削減・手入力エラーの削減

日産自動車 担当者コメント
コーポレートV-up・組織開発部 馬場 宙 様グローバル・エンタープライズ・アーキテクチャ部 文元 亮太 様
「Automation Day」は、日産自動車社内のデジタルツールを従業員に知ってもらい、活用事例を共有することで「自分も使ってみよう」と思ってもらうきっかけを提供するイベントです。当社では紙媒体で行う業務が多く存在しており、近年の業務効率化やDX進展を受け、「DX Suite」が有する業務改善の可能性をどのように伝えていくか検討している中で、AI inside に本イベントへの参画を依頼しました。

2024度7月に開催した「Automation Day4」では、実際の活用事例を交えながら「DX Suite」の最新機能の紹介やハンズオントレーニングを実施し、参加者は「DX Suite」の利点とその活用イメージを実感することができました。導入以降、継続的なサポートのおかげで「DX Suite」の利用数も順調に増え、着実に社内の業務効率化が進んでいると考えています。

また、社内DXを推進する立場として、OCR技術に対して「紙媒体の電子化を行うもの」という先入観を持っていましたが、実際には紙に限らず、画面キャプチャやモバイルで撮影した写真の文字も読み取れることを知りました。このことで、「DX Suite」が情報資産の利活用促進の入口であるという認識を持つことができました。

今後は、これらの業務活用を分析し、さらなる活用が見込まれる部署への展開を進めさらなる成果を上げていきたいと考えております。
今後の展開について
AI inside は、引き続きワークショップの開催や活用事例の共有を通じて、「DX Suite」の利活用促進と業務効率化のDX推進をサポートしてまいります。

「DX Suite」について
「DX Suite」は、AI inside 独自開発の文字認識AIを搭載し、 業界最高水準の読取精度を誇るAI-OCRサービスです。あらゆる帳票内の活字・手書き文字を事前学習不要で高精度にデジタルデータ化することができます。1,200種類以上の非定型帳票プリセットを搭載し、非構造化データを構造化する読取機能を備えています。これまで手入力で行っていた様々な書類のデータ化を大幅に効率化し、あらゆる企業・団体の生産性向上とデータマネジメントの高度化に貢献します。
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※文中の製品またはサービスなどの名称は、AI inside 株式会社の商標または登録商標です。


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