2026年度 鉄道事業設備投資計画

京浜急行電鉄株式会社

From: Digital PR Platform

2026-05-11 15:30


京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区,社長:川俣 幸宏,以下 京急電鉄)は,安全対策の強化やホームドア設置・連立事業のさらなる推進を図るため,2026年度は過去最高となる総額で約449億円の設備投資を実施いたします。
本年度は引き続きホームドア設置工事や品川駅付近連続立体交差事業,羽田空港第1・第2ターミナル駅引上線新設工事などを推進するほか,全車両への防犯カメラの設置を進めてまいります。また,照明設備のLED化といった環境負荷低減に向けた取り組み,今後の労働力不足への対応や事業効率化を進めるうえで必須となるICT・DXへの投資など将来の成長に向けた投資についても着実に進めてまいります。
主な設備投資計画の内容は以下の通りです。
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2026年度 設備投資計画の詳細について

1.さらなる安全対策の強化(約203億円)
(1)品川駅付近(泉岳寺~新馬場駅間)連続立体交差事業の推進
泉岳寺~新馬場駅間は,品川第1踏切道(八ツ山通り)をはじめとする計3か所の踏切道が存在し交通渋滞の要因となっています。そのため,東京都の都市計画事業として同区間を高架化し,3か所の踏切道を除却いたします。また品川駅の地平化および2面4線化を図り,利便性および安全性の高い駅へと再編いたします。2026年度は,泉岳寺~品川駅間仮南行線への切替(平面図緑線部),品川駅大屋根の撤去および北品川駅部本設高架橋の構築など,事業区間全域で工事を推進し早期事業完了を目指してまいります。

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<品川駅地平化イメージ>



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(2)車両の代替新造,車内防犯カメラ設置
より安全で快適な車両環境をご提供するため,車両の代替新造をいたします。また,今後の輸送需要に見合った効率的かつフレキシブルな車両編成ができるよう2両編成を導入いたします。
・代替新造:1000形:24両(4両編成×4編成,2両編成×4編成)
そして,近年の電車内における傷害事件等の発生を踏まえ,地上側からリアルタイムに車内映像を確認できる通信機能付き防犯カメラの全車両への設置を2026年度中に完了いたします。

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<代替新造車両イメージ>

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(3)踏切安全対策の強化
当社線内の自動車が通行する踏切道(64か所)には,自動車の立ち往生を自動的に検知する踏切障害物検知装置を設置しており,引き続き,従来の方式より検知機能を強化した機器へ更新を進めてまいります。(2026年度は5か所実施予定)

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(4)激甚化する自然災害への対策
近年増大する自然災害のリスクに備えるため,耐震補強工事,法面防護工事などを引き続き推進いたします。
・耐震補強工事:高架橋(弘明寺~上大岡駅間)
・法面防護工事:杉田~京急富岡駅間ほか

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2.ユニバーサルで快適な輸送サービスの提供(約137億円)
(1)ホームドア設置工事の推進
お客さまのホームからの転落や列車との接触を防止するため,ホームドア設置工事を進めており,昨年度までに21駅にホームドアを設置いたしました。2026~2028年度にかけては,計20駅において設置工事を進めてまいります。
また,羽田空港第3ターミナル駅においてホームドア更新工事を実施し,2番線のホームドアにはデジタルサイネージを導入いたします。
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上記駅以外も,設置に向けた調査・設計等を行い,引き続き各駅へのホームドアの設置を推進してまいります。
※ 品川駅,穴守稲荷駅は,ホーム固定柵を設置しています。
 注1:設置予定駅数に含まず
(2)駅改良工事(大規模改良,耐震補強等)
神奈川新町駅は大規模改良工事に着手し,エレベーターやエスカレーターの新設と併せて道路との接続歩道橋なども整備し,駅周辺と一体的な移動円滑化を図ってまいります。花月総持寺駅は,橋上駅舎の耐震補強工事と併せて,駅舎のリニューアル,旅客用トイレの新設などを進めてまいります。
・大規模改良   対象駅:神奈川新町駅(エレベーター・エスカレーター新設等)
・駅舎耐震補強  対象駅:花月総持寺駅(併せてトイレ新設・コンコースのリニューアル等)

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(3)車両更新工事(多目的スペースの設置・窓の開閉化等)
車体更新に併せ,車いす・ベビーカーのご利用や大きなトランクをお持ちのお客さまが快適にご乗車いただけるよう多目的スペースを設置するほか,非常通話装置の増設,固定窓の一部開閉化などを行います。
<窓の開閉化例(二段下降窓)>
・車体更新:1000形:20両(8両編成×1編成,4両編成×3編成)

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3.環境負荷低減に向けた取り組み(約8億円)
(1)駅および車両照明設備のLED化温室効果ガス排出量削減のため,全駅および全車両で照明設備のLED化を推進いたします。2026年度は新馬場駅など10駅のホーム・コンコース等の照明設備,27両の車両照明設備LED化工事を実施いたします。

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(2)省エネルギー設備への更新,導入
駅のエレベーターやエスカレーターを更新するほか,電車がブレーキをかけた時に発生する電力(回生電力)の余剰分を,駅舎の電気設備に供給し,駅の照明や空調・エスカレーター等で有効に利用できる「駅舎補助電源装置」を当社変電所に導入するなど,低炭素社会の実現に向けた取り組みを進めてまいります。
(節電効果見込:エレベーター更新は最大約50%,エスカレーター更新は約10%)

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4.将来の成長に向けた投資(約101億円)
(1)羽田空港第1・第2ターミナル駅引上線新設工事
将来の航空旅客の増加を見据え,羽田空港アクセスのさらなる輸送力増強,利便性向上を図るため,国土交通省と当社で相互に協力して羽田空港第1・第2ターミナル駅引上線の新設および駅改良工事を進めてまいります。
※引上線は車両の入換え等を行う専用線です。




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(2)泉岳寺駅改良工事

泉岳寺駅および品川駅北周辺地区は将来の駅周辺地域の開発による交流人口の飛躍的な増加が見込まれております。これに伴い,泉岳寺駅のホームの拡幅およびコンコースの拡張や昇降施設,出入口などの機能強化を行い,駅の利便性,安全性の向上やバリアフリー化を図ります。また,この改良工事は駅隣接街区にて東京都が施行する市街地再開発事業と連携して進めてまいります。

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(3)鉄道オペレーション変革に向けた取り組み
2024年度から進めている自動改札機更新について,2026年度も引き続き進めるとともに,自動券売機・自動精算機の更新も進めてまいります。新しい自動券売機・自動精算機は8言語での表示など,今後ますます増加が見込まれるインバウンド需要にも対応しております。また,QR乗車券等の次世代システムを今後段階的に導入する予定です。その他,駅の信号取り扱い業務の自動化を拡大し,さらなる保安度の向上と業務効率化を進めるほか,車両や施設の保守部門においても業務の高度化を図るため,ICT技術を活用したシステムの導入等を進めてまいります。

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以  上
























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