QPS研究所、KSAT(Kongsberg Satellite Services)社と更なる長期的パートナーシップ契約を締結

株式会社QPS研究所

From: PR TIMES

2026-06-03 15:32

~準リアルタイム観測データ提供サービス(※1)の実現に向け、協力体制を強化~



世界トップレベルの小型SAR(※2)衛星の開発・製造・運用を行う株式会社QPS研究所(福岡市中央区、代表取締役社長 CEO:大西俊輔、以下QPS研究所)は36機の小型SAR衛星「QPS-SAR」による準リアルタイム観測データ提供サービスの実現に向けて、ノルウェーの地上局サービスプロバイダであるKongsberg Satellite Services社(以下KSAT)との長期的なパートナーシップを締結したことをお知らせいたします。このたび、6月3日(水)に、駐日ノルウェー大使館よりフレドリック・ステーン公使参事官、経済産業省宇宙産業課より高濱航課長のご臨席のもと、調印セレモニーが明治記念館(東京都港区元赤坂)で執り行われました。
左から、駐日ノルウェー大使館 フレドリック・ステーン公使参事官、マルテ・インドレゴールKSAT CEO、QPS研究所 代表取締役社長 CEO 大西俊輔、経済産業省 宇宙産業課 高濱航課長

QPS研究所とKSATは、QPS-SAR2号機「イザナミ」の運用開始以来、LEOP(Launch & Early Orbit Phase: 打上げおよび軌道投入直後)ならびに地上局サービスにおいてパートナーシップを締結しています。QPS研究所は2030年に36機のQPS-SARによるコンステレーション(※3)の構築を目指しており、このたび、今後のコンステレーション拡大において、KSATが提供する小型衛星およびメガコンステレーション向けに設計された完全自動化地上局サービス「KSATlite」の採用を決定し、更なる長期的なパートナーシップ契約の締結をいたしました。

今回の締結は、QPS研究所が目指している準リアルタイム観測データ提供サービスの実現を、KSATが持つグローバルな地上局ネットワークによって更に確かなものとするための重要なマイルストーンとなります。

<KSAT アジア代表 兼 日本法人代表 Kenneth Olafsson氏 コメント>
「急速に拡大を続けるQPS研究所のQPS-SARプロジェクトを引き続きサポートできることを大変光栄に思います。実用的な社会的・戦略的ミッションを持ち、目的志向の宇宙関連技術を共有するQPS研究所は、KSATにとって今後も心強い長期的なパートナーであり、彼らが私たちを信頼してくれたことに深く感謝いたします。」

<株式会社QPS研究所 代表取締役社長 CEO 大西 俊輔 コメント>
「KSATは当社の2号機『イザナミ』の時から、初期運用フェーズのサポートやミッションクリティカルな運用のための地上ネットワークの提供など、当社のミッションにおいて極めて重要な役割を果たしてくださっています。KSATは実績と世界規模で信頼性の高いインフラを備えており、私たちのミッションを前進させる上で非常に信頼できるパートナーです。」

(※1) 世界中のほぼどこでも平均10分以内に観測、または特定の地域を平均10分間隔での観測が可能なサービス。
(※2) SAR (合成開口レーダー):電波を使用して地表の画像を得るレーダー。雲や噴煙を透過し、昼夜を問わず観測することができる点が特長です。
(※3) 複数の人工衛星によって、高頻度な地球観測を可能とするシステム。(コンステレーションは「星座」の意。)
<「QPS-SARプロジェクト」について>
QPS研究所は収納性が高く、軽量でありながら大型の展開式アンテナ(特許取得)を開発。そのアンテナによって強い電波を出すことが可能になり、従来のSAR衛星の20分の1の質量、100分の1のコストとなる高精細小型SAR衛星「QPS-SAR」の開発に成功しました。QPS-SARは民間SAR衛星で世界トップレベルの46cm分解能の画像取得が可能です。現在は9機を運用中で、2028年5月末までに24機、そして2030年に36機の衛星コンステレーションで平均10分間隔という準リアルタイム観測データ提供サービスを目指しています。





<KSAT社について>
Kongsberg Satellite Services(KSAT)は、地上ネットワークおよび地球観測サービスのリーディングプロバイダーです。ノルウェーのトロムソに本社を置き、スヴァールバル諸島や南極にある世界最大規模の商業用施設を含め、世界中で40以上の地上局を運営しています。50年以上の専門知識を持つKSATは、打上げサポートや衛星運用から、データの取得、処理、分析に至るまで、ミッションのライフサイクル全体を通じて、信頼性の高い宇宙・地上間通信およびデータサービスを提供しています。統合ミッションサービス(IMS)を通じて、KSATは打上げ支援、ミッション運用、データ配信を単一のサービスとして統合した、完全なエンドツーエンドソリューションを提供しています。IMSにより、衛星オーナーは効率的にスケールでき、運用負荷を軽減し、拡大する衛星群全体にわたって堅牢で高い耐障害性を備えたパフォーマンスを確保することが可能です。


<株式会社QPS研究所について>
QPS研究所は2005年に福岡で創業された宇宙開発企業です。名前のQPSとは「Q-shu Pioneers of Space」の頭文字を取っており、九州宇宙産業の開拓者となること、更には九州の地より日本ならびに世界の宇宙産業の発展に貢献するとの思いが込められています。その名の通り、九州大学での小型人工衛星開発の技術をベースに、国内外で衛星開発やスペースデブリへの取り組みに携わってきたパイオニア的存在である名誉教授陣と若手技術者・実業家が一緒になって、宇宙技術開発を行っています。また、QPS研究所の事業は、創業者たちが宇宙技術を伝承し育成してきた北部九州を中心とする全国25社以上のパートナー企業に力強く支えられています。





<株式会社QPS研究所>
社名  :株式会社QPS研究所
本社住所:福岡市中央区長浜1-1-1 KBCビル8F
代表者 :代表取締役社長 CEO 大西俊輔
創業  :2005年6月
URL  : (リンク »)
事業内容:人工衛星、人工衛星搭載機器、精密機器、電子機器並びにソフトウエアの研究開発、設計、製造、販売


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