このコラムでは、「Webガバナンス」をテーマに様々な切り口で、突っ込んだ内容までお届けしてみたいと思います。
企業のWebサイトは、いまや広報部門だけの持ち物ではありません。採用、営業、カスタマーサポート、会員サービス、申込受付など、さまざまな部門の業務がWebを通じて顧客や取引先とつながっています。だからこそ、Webガバナンスを「Web担当者が何とかする話」と捉えたままでは、これからの運用は支えきれません。
今回は『「Webガバナンス」のススメ』最終回です。そこで改めてお伝えしたいのは、Webガバナンスとは、誰か一人の頑張りで成り立つものではなく、全社で責任を分け合いながら続けていく仕組みだということです。
Webガバナンスが一部門の仕事ではなくなった理由
かつて企業サイトは、会社概要やニュースを掲載する場として比較的シンプルに管理できました。しかし今は違います。採用ページには雇用や表現への配慮が求められ、申込フォームには個人情報や確認導線の設計が関わり、会員機能には認証や権限管理の考え方が必要になります。ひとつのサイトの中に、法務、広報、情報システム、開発、事業部門の論点が同居しているのが、現在のWeb資産です。
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