2026年度グッドデザイン賞 受賞結果を発表

公益財団法人日本デザイン振興会

From: Digital PR Platform

2026-10-15 13:30









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公益財団法人日本デザイン振興会(所在地:東京都港区、会長:内藤廣)は、「2026年度グッドデザイン賞」の受賞結果を発表しました。国内外のデザイン関連分野の第一人者で編成する審査委員会が厳正な審査を実施し、5,111件の審査対象の中から、1,484件の受賞を決定しました。

特に優れたデザインとして評価された「グッドデザイン・ベスト100」から、金賞(各カテゴリーから最も優れた1件を選出/全20カテゴリー)を含む特別賞32件を選出しました。さらに金賞から、最高賞である「グッドデザイン大賞」は、ヤマハ株式会社のバスドラムにセンサーユニットを装着するだけでドラムセット全体を高音質に収音し、ミキシングやエフェクト操作を手軽に行えるスマートなドラムPAソリューション専用マイク付きドラム拡張モジュール「EAD50」に決定しました。

本年度から、審査委員長に中川淳氏を迎え、「ビジョンに資するデザイン」を軸に審査を進め、完成度・ビジョンとの繋がり・時代性を鑑み、テクノロジーの進化が著しい中で、楽器を通じた人と音楽の豊かな関わりを一貫して創出してきたヤマハ株式会社が、その豊富なリソースと最新の技術でドラム演奏の可能性を広げたデザインが大賞を受賞しました。また金賞では、アナログ回帰している応募作や、未来社会の兆しとなるような取り組みが見られました。長年にわたって人々から支持され続けている商品などに贈られる「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」は9件が受賞しました。

2026年度グッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)
専用マイク付きドラム拡張モジュール「EAD50」
受賞者:ヤマハ株式会社 受賞番号:26G060313


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◾️ デザインの概要
バスドラムにセンサーユニットを装着するだけでドラムセット全体を高音質に収音し、ミキシングやエフェクト操作を手軽に行えるスマートなドラムPAソリューション。従来PAエンジニア頼りだったセッティングや調整を、ドラマー自身が手元で直感的に行える。設営時間を大幅に短縮し、ライブや練習、配信などあらゆるシーンで表現の幅を広げる。


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◆ 2026年度グッドデザイン賞受賞結果
受賞件数:1,484件 受賞企業数:1,032社 審査対象数:5,111件
 ◾️ 2026年度グッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞):1件
 ◾️ 2026年度グッドデザイン金賞:19件(うち、経済産業大臣賞:3件)
 ◾️ 2026年度グッドフォーカス賞:全12件
  【新ビジネスデザイン】(経済産業省大臣官房商務・サービス審議官賞/3件)
  【技術・伝承デザイン】(中小企業庁長官賞/3件)
  【地域社会デザイン】 (日本商工会議所会頭賞/3件)
  【防災・復興デザイン】(日本デザイン振興会会長賞/3件)
◆ 2026年度ロングライフデザイン賞受賞結果
受賞件数:9件 受賞企業数:8社 審査対象数:99件

【デザインの評価ポイント】
従来は10本以上のマイクを使った複雑なセッティングが必要だったドラム収音を、これ1台を取り付けるだけで成立させてしまう、驚きのある全く新しい機器。その革新的な機能を過度に主張することなく、ミニマルにデザインを整理し、プロフェッショナルな音響機器として非常に丁寧にデザインされている。ミキシングやエフェクトの調整もドラマー自身が手元で直感的に行うことができる。PAエンジニア頼りだった音響調整を演奏者自身が扱えるものへと変え、演奏の自由度を広げている点も大きな価値である。新しい演奏体験を生み出す機器でありながら、ドラムに取り付けた状態でも違和感がなく、もはや楽器の一部として認識できるほど自然に馴染む、完成度の高いデザインである。

【グッドデザイン大賞受賞者のコメント】
ヤマハ株式会社 デザイン研究所 風当将文 様
グッドデザイン大賞という大きな賞を受賞することができ、大変嬉しく思います。
デザイナーだけでなく、企画や開発、製造、マーケティングなど、このプロダクトに熱い想いで関わったすべてのメンバーの取り組みを評価いただいたと感じています。今回の受賞をきっかけに、製品の良さを多くの方々に届けながら、ヤマハならではのものづくりの魅力や価値をより広く知っていただけたら幸いです。

【審査委員長コメント】




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2026年度グッドデザイン賞 審査委員長 中川 淳
今年度、審査委員長に就任するにあたり、私は「ビジョンに資するデザイン」という視点を掲げました。今回の審査では、従来の評価軸に加えて、応募された商品や取り組みが、その主体である企業や組織の掲げるビジョンとどのようにつながっているのかを意識してきました。
応募情報だけではビジョンが十分に読み取れない場合には、企業や組織のウェブサイトなども確認しながら、なぜこの商品や取り組みが生まれたのか、それがビジョンの実現に向けた前向きな一歩になっているのかに思いを馳せました。
審査を終えて感じたのは、ビジョンとまったく関係のない商品や取り組みは、ほとんどなかったということです。一方で、「このビジョンだからこそ、この商品なのだ」と直感的に理解できるものも、まだ多くはありませんでした。丁寧に読み解けばつながりは見えてくる。しかし、そのつながりが一見して伝わるところまでは届いていない。そんな印象を持ちました。しかし、実際のユーザーはそこまで時間をかけて背景を読み解いてはくれません。だからこそ、ビジョンと商品や取り組みとの関係が、より自然に、より明確に伝わるようにデザインすることには、まだ大きな可能性があると思います。
これから「この会社だからこそ、これをつくるのだ」と感じられる商品や取り組みが、さらに増えていくことを期待しています。グッドデザイン賞がそのきっかけとなれば嬉しく思います。

中川 淳 プロフィール
1974年生まれ。京都大学法学部卒業後、2000年に富士通株式会社へ入社。2002年に株式会社中川政七商店に入社し、2008年に十三代社長、2018年に会長に就任。「日本の工芸を元気にする!」を掲げ、工芸業界初のSPA業態を確立するとともに、経営コンサルティング・教育事業を展開。2025年に会長を退任。現在は、志ある企業の共同体PARaDEや、ビジョンを起点とした経営コンサルティングを行うVISION to STRUCTUREの代表として、世の中に「いい会社」を増やす活動に取り組んでいる。


2026年度グッドデザイン賞金賞(全19件)
本年度は各カテゴリーで最も優れた1件を選出。経済産業大臣賞は金賞から我が国の経済の発展に寄与すると特に認める対象に贈られる賞として3件を選出。
応募カテゴリー: (リンク »)








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2026年度グッドフォーカス賞(全12件)
【新ビジネスデザイン】(経済産業省大臣官房商務・サービス審議官賞/3件)
新たなビジネスモデルや新産業の創出、イノベーションの促進に寄与する優れたデザイン


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【技術・伝承デザイン】(中小企業庁長官賞/3件)
国内中小企業の高度な技術や技能によって実現された、特に優れたデザイン


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【地域社会デザイン】(日本商工会議所会頭賞/3件)
地域社会の持続的発展や経済の活性化に特に寄与するデザイン


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【防災・復興デザイン】(日本デザイン振興会会長賞/3件)
自然災害への防備または自然災害による被害からの復興に寄与するデザイン



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【ロングライフデザイン賞】(9件)
長年にわたり機能や価値が広く認められ、将来においてもそれらを発揮し続けることが望まれるデザイン


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グッドデザイン賞とは




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1957年に創設された「グッドデザイン商品選定制度」を継承する、総合的なデザインアワードです。複雑化する社会において、課題の解決や新たなテーマの発見にデザインが必要とされ、デザインへの期待が高まっています。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごと(製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど)をデザインと捉え、その質を評価・顕彰しています。
デザインの優劣を競う制度ではなく、審査を通じて新たな「発見」をし、Gマークとともに社会と「共有」することで、次なる「創造」へ繋げていく仕組みです。



▼一次審査
エントリーシートの情報を全て読み込み、カテゴリーに分かれてディスカッションします。



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▼二次審査
会場の幕張メッセには全ての作品やパネルを展示。
審査委員(総勢約100名)が、ひとつずつ手に取り、丸3日間かけて厳正な審査を行います。
2026年度グッドデザイン賞二次審査ダイジェスト動画: (リンク »)


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