開催場所: 東京
開催日: 2006-09-22
申込締切日: 2006-9-15
今、製造業を取り巻く様々な課題が同時多発的に発生しています。
* 社内で発生しているトラブルや問題を「見える化」し、『情報開示』や『コンプライアンス』に適切に対応しなければならない
* 生産・保守の現場における事故や『トラブルを未然防止』しなければならない
* 団塊世代のベテランが退職する前に『技術の継承』を実現しなければならない
* アジア諸外国の低コスト人材を活用しながら高品質な製品を生産しなければならない
* 市場としての中国に対して販売を拡大していかなければならない
このような課題が現実に起きています。
例えば、保守の現場においては、シンドラー社のエレベーター事故やトヨタのリコール情報隠し、パロマ工業のガス器具による一酸化炭素中毒事故など、製品の不具合が原因とみられる凄惨な事故が発生しています。これらの事例では、発生した事故や不具合の情報が組織内でうまく流通せず、適切な対応を取らなかったことで、結果として社会の批判を浴び、大きく企業価値を下げる結果となっています。
また、生産・販売現場においては、東南アジアや中国、インドにおいて、モノづくり日本の足元を揺るがしかねない勢いで生産力、市場が拡大しています。日本企業は現地の人的資源や設備を低コストで活用しながら現地市場への販売を試みています。しかし未成熟な市場を相手に各社共に生産・販売双方で苦労をしているのが現状です。
さらに、設計・開発現場では、これまで日本の製造業を支えてきた団塊の世代の退職が始まるいわゆる「2007年問題」が注目を集めており、団塊世代の技術やノウハウをいかに若手に継承するかという「ベテラン技術の継承」が大きな経営課題として認識されています。
こういった様々な問題を解決するのに、先進企業においては、それぞれ独自の取り組みを実施しています。
本セミナーは「製造業セミナー」の第1回として、製造業を取り巻く様々な課題の概観とそれらを解決するための施策をご紹介するものです。
われわれリアルコムの100社を超える情報共有・ナレッジマネジメント構築をベースとした課題解決ノウハウを具体的方法論・ロードマップとともにご紹介し、先進企業各社の取り組みを詳細に解説します。
なお、第2回以降は、特に最近の注目を浴びているトピックである、
* 2007年問題に伴う技術継承
* 設計・開発分野におけるコラボレーションと生産性の向上
などの具体的な取り組みについて、コンセプトから事例まで深く掘り下げてご紹介させていただく予定です。
詳細・お申込は (リンク ») からどうぞ
【開催概要】
日時:2006年9月22日(金) 13:30~15:00 (13:15 受付開始)
場所:東京コンファレンスセンター・品川
(JR品川駅港南口(東口)より徒歩2分)
対象:製造、建設、エンジニアリング、サービス、電力・ガスなどの業界で、技術企画、設計・開発・製造等他技術に関わる部門におられる方。または、経営企画、情報システムのマネジメントを行っている方
定員:50名(申込締切 9月15日(金) 定員になり次第受付を終了させて頂きます)