ストレージの肥大化に悩むなら…HP 3PAR StoreServに相談だ!  無料アセスメントでチェックするストレージの健康状態

大胆宣言の裏には、技術の強みあり

 シンテクノロジに圧倒的な優位性を誇るHP 3PAR StoreServだが、具体的にはどこがどう優れているのだろうか。実際にユーザーに対してストレージのコンサルティングを行っているストレージ博士の鬼山氏にHP 3PAR StoreServが"容量を半分以下にできる"と断言できるその根拠を聞いてみよう。

--「既存ストレージの容量を50%以下にする」とはなかなか大胆な宣言のように思えますが、その自信の根拠をお聞かせください。

鬼山氏: HP 3PAR StoreServで採用されているシンテクノロジにはいくつか競合他社にはない優位点があります。まず、これぞシンテクノロジ!と言えるのがきめ細かく、かつ柔軟に必要な容量を割り当てられるシンプロビジョニング機能です。たとえば既存のストレージでは物理容量で100テラバイト必要だったのが、HP 3PAR StoreServであれば半分以下、50テラバイトもあれば十分です。もっと少なくてもいいくらいですね。リソースプールの事前予約やプールの管理も一切不要です。最適な容量を自動で割り当てることで、最大で70%の容量削減も可能です。

--シンプロビジョニングはほかのストレージベンダでも特徴として打ち出しているところがありますが…


鬼山浩樹氏
日本ヒューレット・パッカード株式会社
テクノロジーコンサルティング統括本部
シニアコンサルタント

鬼山氏: HPのシンテクノロジは3つの段階があります。第一段階がスリム化に取り組む「Start Thin」、ここでシンプロビジョニングが活躍するわけです。そして第2段階がスリム化を実現する「Get Thin」です。ここではシンパーシステンス(Thin Persistence)という他社では真似できない技術が特徴です。そして第3段階がスリムな状態を維持する「Stay Thin」です。HPの新テクノロジを他社のアプリケーションなどと連携させ、データベースやファイルの肥大化を防ぎ、スリムな状態を保ちます。

--第2段階のシンパーシステンスについてもう少し教えてください。

鬼山氏: 一言で言うと、ファイルシステム上で削除された領域を"ゼロ書き込み"することでストレージ領域の再利用を効率化する機能です。オンライン状態でこれができるのはHP 3PAR StoreServだけです。

 通常のストレージでは、物理ストレージとOSやファイルシステムが分離されています。したがってファイルシステム上でファイルの削除や変更が行われても、物理ストレージはこれをすぐに認識することができません。つまりファイルを削除したつもりでも、実際には物理的に残ったままなのです。しかしHP 3PAR StoreServの場合、シンパーシステンスがストレージとファイルシステムの間に入ることで、ファイルシステム上でファイルが削除されると物理ストレージにそれが伝えられます。するとストレージはその部分のブロックをゼロで上書きし、すぐさまそのブロックを解放するので容量の再利用化が進むのです。

--他社の製品ではそのゼロ書き込みができなくて、HP 3PAR StoreServだけができるのはなぜなんでしょうか。

鬼山氏: その秘密は独自開発のASICにあります。サーバーから出されたゼロデータの書き込みの命令は、このASICが受けとめ、物理ディスクには書き込まれません。つまり実際に大量のゼロが書き込まれるのではなく、ASICが「書き込み終了」というメッセージをサーバー側に送っているのです。もし直に物理ストレージにゼロを書き込もうとすると膨大なI/O負荷がかかりますし、オンライン状態で稼働させることなんてまず無理です。HP 3PAR StoreServはASICがゼロ上書きを行うことで、計画されたメンテナンス以外でもゼロ返却を実施していただけます。

インフォメーション
提供:日本ヒューレット・パッカード株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2013年7月29日
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