管理者の手間を軽減する設計により自社でボリューム作成も可能に
「3PARは、日々のストレージ運用を自動化することで管理者の手間を可能な限り軽減するように設計されているため、面倒なボリュームの作成も簡易GUIによってわずか3ステップで完了します。例えば、午後3時に依頼があっても業務時間内に割り当てが完了し、そのまま運用開始するなど作業効率を劇的に高めることが可能になります」と話す志度氏。
その証拠に、多くの3PARユーザー企業は自社でボリューム作成を行っているという。
さらに、バックアップ運用管理ソフトウェア「3PAR Recovery Manager for VM 」によってVMware vCenterからの管理も可能にしており、仮想サーバーのデータストアと3PAR(LUN)間の関係を正確に把握したうえで、仮想マシンのSnapshotと「3PAR Virtual Copy」が連動。これらの監視・確認作業はサーバーのvCenter側から全て操作できるようになっている。
加えて、3PARはリモートサポートサービスを充実させている。24時間365日、ワールドワイドのスタッフが3PARユーザー企業のストレージ環境をオンラインで監視し、定期的な診断結果をHPに自動通知するとともに、その結果をナレッジベースのリアルタイムAI分析にかけることで障害の早期発見とプロアクティブなリモート保守、あるいはローカルサポートエンジニアによる迅速な対応を支援している。
VMware vCenterから3PARの稼働状況を監視する「3PAR Recovery Manager for VM 」の画面
業界初のストレージ間連携を実現する「3PAR Peer Motion」を提供
そして、現在3PARでは「Federated Storage」(ストレージ間連携)という新コンセプトを推進している。これは「3PAR Peer Motion」という複数の3PARストレージを1台のストレージとして管理する機能で、旧世代ストレージから最新世代ストレージへのアップグレードを容易に実現したり、リソースやワークロードを適材適所へ移動することで性能を維持し利用効率を向上させたりするほか、ディスクを追加するイメージで筐体増設が可能にして、テナントや容量の要求増加にも柔軟に対応できるといったさまざまなメリットをもたらす。
将来的にはHPの他ストレージ製品との連携、他社ストレージ製品との連携も視野に入れているという。
中農氏は、「大企業はもとより、中堅企業も将来性を見据えてビジネスの変化にも迅速に対応することが求められます。そのためのストレージにはパフォーマンスの高さは絶対条件で、しかも自社で容易に運用可能な自律的・効率的なストレージシステムが望ましい。3PARはその要件を満たす唯一のシステムといえるでしょう」と語る。
なお、現在日本HPでは「Get Thinギャランティーキャンペーン」を展開中だ。これは、現在活用中のストレージシステムを同等レベルの3PARに置き換えることで、現状のデータ量を半分に削減するのを保証するプログラム。万が一半分より超えた場合、そのコストを日本HPが負担するという。3PARのシンプロビジョニング技術に絶対の自信を持っている証左といえるだろう。
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