理由3「最新の技術動向と具体的な実現方法が分かる」
Pulse Japan、そしてIBMセキュリティー・コンファレンスでは、ITマネジメントとセキュリティーの課題に対応するための最新技術と製品について具体的に知ることができる。ITマネジメントの重要な要素となる「可視化(Visibility)」「コントロール(Control)」「自動化(Automation)」の実現のために、IBMが提供する個々の技術と製品について、より詳細な解説が行われるのが午後のセッションとなる。日本に先駆けて3月に米国で開催されたPulseの内容に加え、最新情報のアップデートも行われる予定だ。
クラウド分野においては、OpenStackをベースとしたIBMの新しいクラウド・ソリューション体系である「IBM SmartCloud」の新製品に関し、技術的な詳細を中心に紹介される(E-1)。
また、セキュリティー分野では、「セキュリティー・インテリジェンス」のコンセプトに表されるIBMの最新セキュリティー戦略についての紹介が行われる。特に、多様な機器から収集されたログを統合的に分析し、システムに存在する脆弱性の発見や攻撃への予防的な対応を実現する「QRadar」や、IBMが世界規模で展開するセキュリティー研究開発機関である「X-Force」の取り組みについては、詳細な解説が予定されている。対応の難しさが増すセキュリティー対策への、ビッグデータを用いた最新の取り組みとして興味深いものになるだろう。
ITマネジメントにおけるIBMの総合力を知る1日
ITとビジネスが一体のものとして認知されるようになる一方で、特にITマネジメントの分野については、合理化やコスト削減の圧力が増しているという現実もある。その中で、テクノロジーの進歩をいち早く取り入れ、それによって目に見える具体的な成果を生みだしていこうと姿勢は、極めて重要なものとなっている。
IBMのグローバルな知見に基づいて、最新の動向、技術、そして先進企業の事例を1日で知ることができる「Pulse Japan 2013」は、ITマネジメントに関わるすべての人々にとって、価値のあるイベントとなるはずだ。