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複雑化するITインフラ。運用管理の自動化が、ビジネスの可能性を広げる――Red Hat Ansibleゼネラルマネージャ ジャスティン・ネマー氏

調査会社Forresterとともに検証
ROIが3カ月で146%という企業も

 とはいえ、以上のようなAnsibleのメリットは、ITエンジニアなら概ね理解していることだろう。そして少なからぬITエンジニアが、無償で使えるコミュニティ版Ansibleを試したり、一部の実環境に適用した経験があるのではないだろうか。

 ただしコミュニティ版ではサポートがなく、企業のIT部門全体で導入を一気に進めることが難しい。自動化の効果が出るまでに時間と手間を要してしまう上に、その効果も限定的になってしまいがちだ(そもそも、現時点でAnsibleの活用があまり進んでいない組織は、Ansibleに詳しいエンジニアも少ないはずで、当然ながら手間も余計にかかる)。きちんとした効果を迅速に得るためには、レッドハットがしっかりサポートしてくれる有償(サブスクリプション)版を使うのが筋というもの。

 とはいえ、効果のほどが想定できなければ投資の判断を下せないのも事実だ。そうして決断できずにいる企業を想定してか、レッドハットでは調査会社Forresterの協力を得て、様々な事例からAnsibleによるビジネスインパクトについての調査を2017年に実施した。Forresterのフレームワークに基づき、様々な要件を総合して、どれだけのコスト効果が得られたかを試算したものだ。

 ジャスティン・ネマー氏はその中の1社を例に挙げ、こう説明する。


 「北米と欧州で5つのデータセンターを運営する、従業員1000名超の企業がAnsible Towerの導入で運用を自動化したケースでは、3カ月後のROIが146%にも達していました。わずか四半期で、運用自動化による人件費削減などの効果がAnsible Tower導入コストを上回ったのです。効果が出るまでのスピードが非常に速いことが分かるでしょう」

 さらに、今後のコスト節約効果を試算したところ、ハードウェア等のコストだけで3年間で54万ドル以上の節約になるという結果が出ている。これは、AnsibleでIT基盤を効率的に使えるようになって、ハードウェアへの投資も抑えられる分の試算だ。

 人的コストの削減については、さらに大きなものとなる。

 「特にAnsibleが効果を発揮したのは、セキュリティインシデントが発生した際のリカバリです。Ansibleを使えば問題が生じた環境を非常に素早くリカバリでき、なんと94%も短縮できるという効果が出ています。他にも、既存環境へのワークロードのデプロイでは84%、新規顧客に対する環境デリバリで67%と、非常に大きな効果が出ています。こうした作業時間が、人件費に直結することは言うまでもないでしょう。しかも新規顧客へのデリバリが早まるということは、顧客満足度向上が期待できるだけでなく、より早期に売上を立てることにもつながります」(ジャスティン・ネマー氏)

 運用面すなわち人件費にまつわる効果は非常に大きなもので、合計で何と1300万ドルにもなるという。当然ながら、その分の費用は新たなサービスの開発など、ビジネスを進化させるための投資をはじめ、他の様々な用途に生かすことができるのだ。

今後も機能強化が続けられるAnsible 最新バージョンEngine 2.6とTower 3.3

提供:レッドハット株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2018年11月2日
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