バルク品

用語の解説

バルク品とは

(バルクヒン)

 通常のパッケージなどではなく、それを自社の製品に組み込んで使用するOEM向けなどに一括納入された製品を小売りしたもの。

 ハードディスクドライブやSCSIホストアダプタなどの内蔵部品は、PCや周辺機器のメーカーや取り扱い業者などの客先に、まとまった数量が「一括して」ダンボール等に入れられ、納入される。 供給先はそれらを製品に組み込み、あるいは化粧箱に入れて、問屋を経て販売店に出荷する。

 それに対して、製造元から出荷された製品の一部には、さまざまな流通ルートを経てそのまま販売店の店頭に並び、むき出しに近い簡易な包装でエンドユーザーに売られるものがある。 これらの製品をバルク品と呼ぶ。 英語で「buy ... in bulk」(…を一括購入する)という場合の「bulk」が由来のようだ。

 ドライブやホストアダプタを製造し、客先に供給したメーカーは、その客先に対してのみ製品の品質を保証する。 通常、バルク品は、たとえそれが正規流通品とまったく同じ仕様の製品であっても、供給メーカーがエンドユーザーに対して直接的に保証義務を負うことはない。 バルク品の品質は販売店が保証するのが一般的である。

用語解説出典   powered by. アスキーデジタル用語辞典

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