1990年代以降に加速したシステムのオープン化。これにより、企業内には数多くのシステムが導入されてきました。その結果、データベースサーバも乱立してしまい、その運用管理には大きな手間がかかっています。さらに、一部のシステムでは性能に余裕があるのに、別のシステムではリソースが逼迫し十分な性能が発揮できないといった、リソースの無駄も発生しています。これらの課題を解決するためには、データベースサーバの統合化が極めて有効です。このホワイトペーパーでは、サーバ仮想化の技術であるOracle VMと、データベースを仮想化し統合するグリッド技術のOracle Real Applications Clusterを活用し、それぞれを組み合わせることでハードウェアの統合からデータベースの一元化にいたる、異種データベースの統合方法についてステップごとに詳細に解説します。