業務のデジタル化が進み、外部からの脅威だけでなく、内部に潜む脅威への注意が必要となってきている。そして、こうした傾向はリモートワークの普及によって社内と社外の境界が曖昧になる今、さらに拍車がかかっている。その中で注目を集めている対策が内部ネットワークのセグメント化だ。しかしセグメント化によるセキュアな内部セットワークを実現するには、従来の境界ファイアウォールの転用では難しい。そこで期待されているのが内部セグメンテーションファイアウォール(ISFW)だ。本資料では、増大する内部脅威への対策として有力視されるISFWについての解説を、実際にフォーティネットの次世代ファイアウォール「FortiGate 3200D」を導入し、サーバーセグメントを保護するISFWを構成、セキュアネットワークの構築をすすめる株式会社東京精密の事例を参考にしながら紹介している。