DX推進に伴い、海運会社のビジネスとシステムは船舶と陸との通信などネットワーク化が進んでいる。それによりサイバー攻撃の対象領域が拡大、脆弱性も増加している。そのネットワークは複雑かつ分散しており、領域ごとに異なるIT機器が使用されているためセキュリティギャップが発生しやすい。船舶の安全かつ円滑な運航に不可欠な制御システム(OT)は、サイバー攻撃の格好の標的となる。OTをIT 環境に接続した結果、OTシステムも攻撃対象となり、セキュリティの脆弱性がハッカーに悪用される恐れがある。この資料では、海運業界のセキュリティ保護を中心に、今後予想されるITとOTの接続におけるセキュリティ確保への取り組みを、セキュリティ企業であるFortinetが解説する。DXが海運業界に及ぼす影響を詳細にまとめ、セキュアSD-WAN アクセスなど、業界向けのセキュリティ施策がわかるようになっている。