多くの企業でセキュリティ意識が高まっているにもかかわらず、情報漏えい事件は後を絶たない。情報漏えいが一度でも発生してしまうと、取引先や顧客からの信用低下、多額な損害賠償の請求、慰謝料・補償金の支払いなどが発生する。
実際に情報漏えいが発生してしまった場合、企業はどれくらいの損害を受けるのだろうか。
以下の資料は、2018年から2019年にかけて情報漏えいを経験したグローバルの507社・3211人を対象にした聞き取り調査の結果をまとめたものである。情報漏えい時に発生する総コストや平均漏えい件数、1件当たりの損害コスト、漏えいの検知と被害拡大防止にかかる日数などが詳細に記されている。