今後、AIやIoTを存分に活用するための基盤には、より高速なデータストアが必須となっていくだろう。本資料は、次世代データ記憶として期待の「NVDIMM=不揮発性メモリ」でDBサーバはどれだけ速くなるのか?という興味深い実証実験の結果だ。
取り組んだのは、OSSの技術検証やソリューション開発で知られるNTT ソフトウェアイノベーションセンタ。使用サーバは、いち早くNVDIMMに対応した「HPE ProLiant DL360」、ベンチマークとしたのはPostgreSQLの更新処理だ。
その結果は、SSD比「最大40倍」の高速化を叩き出すものとなった。HDD比では、最大170倍ほどにも達した。
今回の実験は、従来システムのわずかな改修でNVDIMM対応が実現しており、意味深いものとなっている。文中で強調しているが、NVDIMMパフォーマンスを最大化するシステムライブラリ(PMDK)が重要な突破口となった。
今後期待される、ストレージI/Oのボトルネックから完全に解放される「メインメモリコンピューティング」への道筋も示される格好となった。ぜひご参考にして頂きたい。
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