海運、造船業をはじめとして、エネルギー、環境、ライフ&リゾートなど幅広い領域でビジネスを展開する常石グループでは10年以上前から、仮想化技術を活用したITインフラの集約を進めてきた。その結果、以前は大量の物理サーバを社内運用し、その物理コストや運用コスト、運用工数など多大な負荷がかかっていた所を、大幅な削減に成功していた。しかし近年のデジタルトランスフォーメーションの動きなどに対応するためには、まだまだ改善の余地があった。そしてグループ全体の共通仮想化基盤の再構築を決断。これまで造船業向けとその他の事業向けで2つの仮想化基盤を運用し総数で約200台の仮想サーバーを稼働させてきた同社が、新しい基盤にどのように戦略的な意味を持たせたのか、そして、どのように基盤を再構築したのか。本資料では、その経緯や目的、HCIを採用するにいたった理由、具体的な数字を出した導入効果などを紹介している。