いま、かつてないほどのペースでビジネスや人々の生活に変化がおきています。そして企業にとっても、新たな時代のビジネスのため、最新のテクノロジーを活用した「デジタルトランスフォーメーション(DX)」は、やらなくてはならない懸案となっています。
しかし、ビジネスのデジタル化を支えるITシステムに着目すると、安全性・整合性・統合性を優先した従来の基幹システムでは、拡張性、柔軟性が欠如しており、これからの企業が目指すべき生産性や創造性を加速させる活動の足かせになる可能性が危惧されています。では、これからのビジネス推進を支援するITシステムとはどういったものなのでしょうか。そのひとつの解がクラウドプラットフォームを活用した柔軟なITシステムです。しかし「業務の効率化」や「データの統合」を追求した結果、システムが密結合となった故に、基幹システムのすべてをクラウドへ移行することのハードルが高く、さまざまな課題がともないます。
このような現状を踏まえつつ、本資料では、「1.リフトアンドシフト手法によるSAPシステムのクラウド移行」、「2.SAP S/4HANA化を見据えた現行SAP ERPシステムでの備え」、「3.クラウド移行からクラウド活用」、という3つのトピックを通じて、最新のパブリッククラウド環境へのSAP基幹システム移行とその後の活用について解説します。
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