Mac端末を管理する際、表計算ソフトを使い、管理番号をつけて1台1台スプレッドシートに使用開始日や使用者などの情報を手入力している光景がよく見られる。キッティング時に最低限のソフトウェアはインストールして配付し、あとは資産管理だけを行っているというケースも珍しくない。しかし、従業員が増加してくると、管理者の負担が急激に高まり、手作業で社員に端末を支給していくことは難しくなっていく。
メルカリも同様の事態に陥っていた。年に2回入社日が設定されている同社では、一日に入ってくる新入社員が100人を超えることもあったため、そのたびにIT部門がキッティング作業に追われることに。また、キッティング作業中に、macOSがアップデートされてしまうこともあり、そのたびに作業を中断せざるを得なかったという。また、ちょうどセキュリティ配慮の機運が社会的に高まっていたため、その対応も欠かせなかった。では、同社ではこれらの課題をいかにして解決したのだろうか。
本資料は、キッティングの手間を減らしセキュリティの確保を着実に行おうというメルカリの挑戦をまとめたものだ。デバイス管理ツール「Jamf Pro」を導入した理由や実際の運用についてIT管理部門の担当者の声を交え解説している。社内端末の持ち出しなどが増えた現在において、モバイル管理の課題はどの企業も避けられないだろう。同様の悩みを抱える企業は、メルカリの事例からヒントを掴んでほしい。
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