経済産業省は2018年にまとめた「DXレポート」で、現在の企業のIT環境の整備の遅れが将来の日本にとっての損失になると指摘した。「2025年の崖」問題である。その問題を回避するための技術として今注目されているのが、高度なプログラミング開発言語を用いなくてもシステム開発ができる「ローコード開発」だ。
この資料では、2020年2月の新型コロナウイルス感染症のパンデミック前に、ECMOや人工呼吸器のデータ管理システムを、ローコード開発ツールを使って1週間で構築した事例や、ローコード開発ツールと出会って働き方が変化した人たちの対談などを交え、「ローコード開発の可能性」をやさしく解説している。DXをIT企業に丸投げするのではなく、ローコード開発によって身近なところから自分たちで DX を進めることの重要性とそのメリットを説き、これから IT 分野に参画しようという人を勇気づける内容になっている。
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