※本動画では対談の前半パート(約25分)をご視聴いただけます。
セキュリティ担当者にとって新しく目下最大の関心事が「ゼロトラスト」だろう。その考え方自体は新しいものではないが、近年いきなり注目を集め、その実装までも進めなければいけないような風潮すらある。しかし、拙速なゼロトラストセキュリティの推進が「失敗」を招きかねない危険性をはらんでいるのだ。
ゼロトラストが注目される背景にあるのが、DXや働き方改革である。これによってIT環境にクラウド化などの変化が起き、セキュリティ対策も変化しなければならないわけだ。ただ、ゼロトラストのセキュリティ対策方法はあまり理解されていない。いや、そもそも形通りのゼロトラスト対策方法など存在せず、ゼロトラストの本質を理解して自組織に適した戦略を立案し、現実に即した方法を実践していかなければならない。ここでは「性善説vs性悪説」「動的ポリシー制御」など要素を知る必要がある。
本企画では、「ゼロトラスト狂騒曲」とも言える現在の状況に対し、セキュリティの戦略も現場も知り尽くすアスタリスク・リサーチ岡田良太郎氏と、セキュリティソリューションのトレンドリサーチを通じてユーザーに最適な提言を行っているフォーティネットの登坂恒夫氏が、日本企業のセキュリティ対策の現実と問題点を踏まえ、ゼロトラストの“そもそも”論から現実かつ実効性のあるゼロトラストセキュリティによる対策を実装、運用していくための要諦を語り合う。バスワードである「ゼロトラスト」の真理を知り、これからあるべきセキュリティ対策の姿を考える上での道筋をお伝えする。
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