コンテナ技術の普及に伴い、Kubernetesを用いたワークロードのオーケストレーションは今や一般的な選択肢となっている。Microsoft Azureが提供するAzure Kubernetes Service(AKS)は、コントロールプレーンの管理をAzure側に委ねることで、運用負荷を抑えながらコンテナ化アプリケーションを大規模に展開できる仕組みを備える。一方で、ノード・Pod・コンテナといった複数のレイヤーが動的に変化する環境では、望ましい状態と実際の稼働状況のかい離、リソース逼迫によるPodの退避、スケジューリングの遅延など、表面化しにくい問題が発生しやすい。
本資料では、AKSの仕組みとコントロールプレーンを構成する各コンポーネントを整理したうえで、クラスタの状態、ノードのヘルス、Pod・コンテナのリソース使用率など、モニタリングすべき主要な指標を具体的に解説する。あわせて、Datadogを用いてAzure Kubernetes ServiceやAzure App Service上のコンテナ環境から可観測性データを収集し、ダッシュボードやライブコンテナビューを通じてリアルタイムに状態を把握する方法、異常を自動検知してアラートを発する仕組み、RBACの設定不備や特権Podの作成といったセキュリティ上のリスクを検出する手法についても紹介する。
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