ITサービスを運用、管理するためのガイドラインとして、1989年にITIL(Information Technology Infrastructure Library)が最初に世に出た。それ以来、インターネットやスマートフォンの普及などを背景に姿を変えてきており、2019年に最新版であるITIL4が発行された。デジタル経済の中で、IT対応サービスをどう管理するべきかという観点で抜本的に見直しを実施したものである。現在、国を挙げて企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する中で、それを支援する役割を担う「ITIL 4」への注目度がにわかに高まっている。
この資料では、DXの原動力としてのITIL 4の重要性を、さまざまな観点から解説する。従来の「モノを売る」ビジネスから、「コト(サービス)を売る」ビジネスへの転換を背景に、生産計画にかかわるバリューストリームとプロセス、カスタマージャーニー、ハイベロシティITという3つの新たな論点とそれが実現するビジネス価値を、分かりやすく解説している。
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