Saturn社がアジャイルを12週間で導入

アジャイル・ソフトウェア株式会社

2005-03-14 10:00

~アジャイルのPLMソリューション導入で製品開発期間の短縮とコスト削減に成功~
プロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLM)ソリューションのリーディング・プロバイダであるアジャイル・ソフトウェア・コーポレーション(Nasdaq:AGIL、CEO:ブライアン・ストール、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ)、及びアジャイル・ソフトウェア株式会社(社長:真島英一、東京都中野区)は、Saturn Electronics and Engineering社が、弊社のPLMソリューションである「Agile Product CollaborationTM 」、並びに「Agile Product Cost ManagementTM」を12週間で導入したと発表しました。OEM企業への自動車部品およびサブシステムのサプライヤーであるSaturn社は、製品開発期間の短縮や、顧客満足度の向上、ビジネス成約率の向上、そして製品の収益率改善のために今回Agile PLMソリューションを導入しました。

Saturn社は、さまざまな自動車・電子部品、モジュール、サブシステムのグローバルサプライヤーです。従業員約3,000名、8つの製造・設計施設を持ち、集約された購買スタッフが世界中で約400社にのぼる製造パートナーを一元的に管理しています。革新的で高品質、かつコスト競争力のある製品をすばやく市場に出すことは、Saturn社とその顧客にとって重要な課題でした。この課題を解決するため、Saturn社は自動車サプライ・チェーンでのリーダーシップと実績を評価してアジャイルを選択しました。現在、製品およびBOM(Bill of Material: 部品構成表)は益々複雑になっており、またPLM機能に対しての顧客の期待も高まり、Saturn社は製品ライフサイクル全てのプロセスを管理し、サプライ・チェーンを同期化、さらにドキュメンテーション機能を提供する、ビジネスレディなソリューションを探していました。同社は、グローバルなサプライチェーンを通じてコストを削減し、効果的なコラボレーションを強化する共通プロセスでサプライヤーおよび顧客とコラボレートするために「Agile Product Collaboration」 と「Agile Product Cost Management」を今後拡大して使用します。

「顧客の期待を上回り、一早く高品質の製品を出荷するよう常に努力しています」と、Saturn社 グローバル・プロダクト・エンジニアリング ヴァイス・プレジデント Larry Tomczak氏は述べています。「アジャイルの迅速な導入とタイム・トゥ・バリュー、堅牢な機能性、そしてユーザーフレンドリーな製品によって、弊社が競争に先んじて行動し、また弊社・顧客双方にとって素早い効果を可能にするコラボレーション環境がもたらされました。」  更に、Saturn社は、アジャイルのPLMソリューションによって下記のような成果が上がったと述べています:

・顧客からのエンジニアリング要求に対するレスポンス時間の短縮 --- Saturn社では、顧客のエンジニアリング要求に対し、最長16日間のターンアラウンド時間を要していました。「Agile Product Cost Management」の導入により、現在では、中央管理された1拠点で電子見積を収集、管理、共有することができるようになりました。エンジニアリングや調達部門を含めた様々な部署のスタッフが、デザインやサプライヤーからの見積を平行して分析することができ、その結果、顧客へのレスポンス時間が1週間以下となり、顧客に対して大幅に価値を高めることとなりました。

・見積り作成能力が約50%アップ --- Saturn社は、ドキュメントのレビューにともなう混乱を減らし、顧客からのさまざまなデザインの変更要求への対応力を改善しました。米国やメキシコ、そしてアジア諸国のチームが最新の製品情報を共有することができ、リアルタイム、そしてグローバルレベルでサプライヤーを確保し、現在わかりうる最適な製品コスト情報を知っているという自信をもって顧客に対応することができるようになりました。
以上

◆ Saturn Electronics & Engineering社について
同社は、自動車業界でのOEM企業またそのサプライヤーに対して部品およびサブシステムを供給しています。また、設計からエンジニアリング、サプライ・チェーン・マネジメント、製造、組み立て、検査、そして製造後のサポートなどのさまざまなサービスも提供しています。詳しくは、www.saturnee.comをご覧下さい。

◆アジャイル・ソフトウェア・コーポレーション/アジャイル・ソフトウェア株式会社について
アジャイル・ソフトウェア・コーポレーション(Nasdaq:AGIL、CEO:ブライアン・ストール、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ)、及びアジャイル・ソフトウェア株式会社(社長:真島英一、東京都中野区)は、製品ライフサイクルを通して、企業の収益促進、革新の加速、コストの削減、規制遵守の実現を支援します。エンタープライズ・クラスのPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)ソリューションの広範な製品群、time-to-value に焦点を定めたインプリメンテーション、そしてユニークな「Guaranteed Business ResultsSM 」プログラムによって、アジャイルは企業が製品からの最大利益 獲得を支援します。現在、ハイテク、ライフサイエンス、自動車、航空宇宙 及び防衛、消費財、そして産業機器などのにおいて世界1,200社以上のお客様 に導入されています。アジャイルのソリューションを通して多大な成果を獲得 した主なお客様は日立製作所、松下電器産業、日本電気、シャープ、富士通、 富士写真フィルム、Alcatel, Boeing, Dell Computer, Flextronics International, Leapfrog, Lockheed Martin, Magna Steyr, Siemens, QUALCOMM Fなどです。 詳しい情報については、アジャイル・ソフトウェア・コーポレーションのホームページ (www.agile.com) 、 アジャイル・ソフトウェア株式会社のホームページ (japan.agile.com) をご覧ください。

本件に関するお問い合わせ:
アジャイル・ソフトウェア株式会社
マーケティング
Email: japanmarketing@agile.com
電話: 03-5338-9771
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