1)高レベルの安全性を確保
動的パスワード認証方式(SAS-2)と暗号化(AES)を組み合わせたT-SS独自の技術(IPN)を搭載。暗号/復号鍵は、セッション毎に動的に更新され、しかもネットワーク上を流れることなく相互認証を実現するため、秘匿性の高い通信を実現します。
2)コスト削減と業務効率化を実現
本ルータ同士が自律的に相互認証するため、認証サーバの構築や電子証明書の取得は一切不要です。また、本ルータの設定や管理も簡単にできるため、構築/運用費の低減だけでなく業務の効率化も図れます。更に、専用線やIP-VPNなどをインターネットVPNに置き換える事で、回線費用の削減を見込むことも可能です。
3)高速通信を実現
暗号/復号化ならびに相互認証処理に伴う通信速度の低下はなく、最大100Mbpsの暗号化通信を実現します。FTTH、ADSL、CATVなどブロードバンド回線のパフォーマンスを最大限に活用することができます。
【T-SSの紹介】
T-SSは1999年の創業から時代のニーズに先駆けて、情報セキュリティにフォーカスした技術開発を進めてまいりました。IPN(Identified Private Network or the Intelligent Packet Network)は、高知工科大学システム工学科教授清水明宏博士が考案した動的パスワード認証方式「SAS-2」をベースにセキュリティ技術を結合させた画期的な技術で、この技術によって構築されたIPNネットワークでは高レベルのセキュリィと高スループットの両立を可能としています。
このプレスリリースの付帯情報
用語解説
IPN(Identified Private Network or the Intelligent Packet Network)
当社が提唱する非常に信頼性の高い相互認証技術により、安全でセキュアなゾーンを形成するネットワークの新しい概念
SAS-2 (Simple and secure password authentication protocol-ver.2)
一方向性ハッシュ関数を使ったワンタイムパスワード認証、動的暗号鍵生成アルゴリズム
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