三井物産は、Lancopeとの国内総代理店契約締結に伴い、2006年6月7日よりLancopeが提供する「StealthWatchシリーズ」、並びに同じく三井物産が国内総代理店を務めるA10 Networks, Inc.(以下:A10 Networks、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、CEO:Lee Chen)からLancopeへOEM供給されている「StealthWatch ID-1000」の販売を開始します。 三井物産は同社子会社、物産ネットワークス株式会社(以下:物産ネットワークス、本社:東京都港区虎ノ門、代表取締役社長:木内 一貴)を通じて、同社製品の販売、サポートを行っていきます。
既に施行されている個人情報保護法や、早ければ2008年4月に施行が予定されている日本版SOX法(日本版企業改革法)など法整備を背景に、情報漏洩対策や内部統制に対するIT管理の強化が必要とされています。また、ウィニーが既にインストールされているPCへウイルスやワームなどが感染することによる個人情報や企業情報の漏洩は社会問題にまで発展しております。これに伴い、企業ネットワーク全体のトラフィックを視覚化した上で、ネットワークの不正利用や不審動作を迅速、且つ的確に特定し、対策を施すことが緊急課題となっています。
この課題に対応するため、Lancopeでは独自のNBA(Network Behavior Analysis:ネットワークトラフィック解析)技術を利用した「StealthWatchシリーズ」を開発しました。ネットワークの脅威が益々高度化、且つ複雑化する今日、従来のシグニチャーベース、若しくはアノマリベースのネットワーク検知・防御システムでは今後の未知なる脅威に対応するには不十分であり、掛かる中NBAの需要が高まっております。米アナリストの調べでは2007年末までに大企業の約25%がセキュリティ戦略としてNBA技術を導入するといわれております。
「StealthWatch」は、企業ネットワーク全体のトラフィックフローをリアルタイムに監視し、DoS (Denial of Service) やDDoS (Distributed Denial of Service) アタックだけでなく、ウイルスやワーム、悪質なプログラム、非承認アプリケーション、ネットワークの不正利用などを、NBA技術を用いて、ネットワーク上トラフィックの動きや振る舞いからリアルタイムに検知、それらの防御やその影響度を低減させる処理を自動化することが可能です。
更に、A10 Networksが技術提供する「StealthWatch ID-1000」を導入することで、これまでIPアドレスでしかその脅威の発信元を特定出来なかった検知、防御を、個人が瞬時に特定できるユーザーIDにより行うことが可能になります。内部統制でも不正トラフィックの発信元を個人で特定できること、並びに自動的に履歴を残せることが極めて重要であり、「StealthWatch ID-1000」でそれを実現します。
ネットワークとセキュリティの融合が進む中、「StealthWatch ID-1000」が今まで不足していた「誰」という情報を付加することにより、真の次世代ネットワークセキュリティソリューションを提供いたします。
「StealthWatchシリーズ」「StealthWatch ID-1000」はオープンプライスです。
今後、物産ネットワークスは企業や官公庁、医療機関、教育機関に対して、販売代理店を通じて積極的なプロモーション活動を展開していきます。
販売価格
オープンプライス
出荷開始日
StealthWatchシリーズ : 2006年6月7日
本リリースに関するお問い合わせ
物産ネットワークス株式会社
戦略セールス・マーケティング部
製品担当:菊地、橋本
広報担当:岩戸
TEL : 03-5157-7333
E-Mail : lancope@bussan-networks.com
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。