Lok Technology社のキーコンセプトは複数の機能(ルーティング、帯域制御、セキュリティ、ビリング、ネットワークコアサービス等)をソフトとして組み合わせコントロールすること。各機能はソフトモジュールとして組み込まれ、各々が専用機器に対応している。ソフトで処理を行うので専用機器と比較してスループットが低くなるのが普通だが、LokBoxの場合、各機能をソフトモジュールとして1アプリケーションに収め、1Boxに組み込みトータルのスループットをあげている。ネットワークでパフォーマンスが落ちる最大の原因は各機器通過の際のTCP/IPパケットのオープン、クローズ処理及びLAN部分でのコリジョン。LokBoxではこれらのオーバーヘッドを削減でき、実際、複数の専用機器を使用した場合にくらべトータルパフォーマンスは凌駕している。ハードウェア的には最高性能を引き出せるよう最適な設計デザインされており、更にパフォーマンスをあげるためにその時点で入手できる最高性能のCPUを使用している。現時点では下位モデルの300シリーズではAthlon 64、500シリーズではDual又はsingle Opteron 248、最上位モデルの700シリーズではQuad Opteron 885又は848を使用している。これはユーザサイドに立った製品といえ、今後はこの方向に進むのは必至。
LokBox導入によるメリットは機器コスト、回線費用、サポート費用、IPSデータベースライセンス費用の削減及びインストレーション作業の軽減、機器操作性の向上と簡便さがあげられる。
【製品モデル】
LokBox 300、LokBox 500、LokBox 700シリーズ
主要な機能は以下の5通りに分けることができる。
1)顧客マネージメント
(キャプティブポータル、AAAエンジン、課金、ネットワーク管理、統合マネー
ジメントコンソール)
2)帯域管理
(リンクアグリゲーション、帯域アグリゲーション、パケットキャプチャー)
3)コンテンツマネージメント
(ウォールドガーデン、コンテンツフィルタリング、トランスペアレントweb
キャッシュ)
4)セキュリティ
(ステートフルファイアフォール、VPN、IPS)
5)コアネットワークサービス
(DNS、DHCP、ルーティング、NAT、DynDNS、SNMP、FTP、MIPAR)
導入先例)
・アメリカ、カリフォルニア州のフレスノ市 (市民とビジター向け
ネットワークインフラ用)
・アメリカ、フロリダ、Key Biscayneヨットクラブ (ヨットクラブ
メンバーの無線インフラ向け)
・TCT West Inc(アメリカ、ワイオミング州の大手プロバイダ用)
・その他大手航空会社、空港等
メーカ:Lok Technology社
2001 Gateway Place,Suite 500W
San Jose, CA 95110
この件に関するお問い合わせは以下の通り。
連絡先:(株)データコントロール
営業本部 技術部
真田敏夫
mail:sanada@datacontorl.co.jp
TEL:03-5434-2331 FAX:03-5434-2332
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。