今回のネットワーク拡充により、アジア・ネットコムは都内4箇所を接続するバックボーンネットワークとNFパークを大容量回線で接続できるようになります。この増強によりNFパークを利用する顧客は、アジア・ネットコムのIPトランジットサービス、IP-VPN、インターネット接続サービスまたコロケーションサービスの利用と同時に、MINDのサーバ運用サービス、ネットワークサービス、セキュリティサービスや、アプリケーションシステム構築サービスも利用できるようになりました。アジア・ネットコムのアジア地域を網羅するネットワーク・ソリューションとMINDの国内ネットワークとアウトソーシングソリューションの組み合わせは、アジアへ進出する企業にとって、国内だけでなくアジアへのグローバルネットワークの欠かせないゲートウェイとなります。
アジア・ネットコムの社長兼COOであるビル・バーニーは、以下のように述べています。
「東京のDWDMネットワーク構築の一環として、MINDが所有するNFパークデータセンターにPOPを拡充できたことは、我々にとって大変重要なことです。多くの日本企業が、アジアを中心とした海外へ進出をしていますが、これまで、一つの企業(窓口)でネットワークから、アプリケーションさらにはアウトソーシングサービスに至るまでのソリューションを提供できる企業はほとんどありませんでした。今回MINDが所有するNFパークデータセンターにPOPを増強できたことを機に、MINDと協力して今後さらに多くの企業のアジア進出をサポートするソリューションの提供をしていきます。」
アジア・ネットコムが提供するサービスは、アジア・ネットコムが自社で所有・運営している、海底光ファイバーケーブルシステム(EAC)によって提供されています。EACはアジア地域内でも有数のIPバックボーンで、総距離19,500km、アジア地域内で13Gbps、全体では30Gbpsの帯域を誇るネットワークです。このネットワークは、日本から、韓国、香港、台湾、フィリピン、シンガポールへと直結しています。さらにアジア・ネットコムは、MPLSベースのネットワークを運営しており、5段階のサービスクラス(CoS)や従量課金制などが特徴のIP-VPNサービスも提供しています。
アジア・ネットコムについて
アジア・ネットコムは、アジア太平洋地域の企業、ISP及び通信事業社向けに、都市間接続、データ通信およびIPベースのソリューションやサービスを提供しており、本社のある香港を始めとするアジアの主要都市、イギリスおよび欧米で事業展開しております。中国の二大キャリアの一つである、チャイナ・ネットコムを親会社とするアジア・ネットコムは、アジア地域に、19,500Kmにおよぶ海底光ファイバーケーブルを所有し、企業および通信事業社にサービスを提供しているほか、グローバル企業に対して、アジアと中国本土といった主要な都市間を直接つなげるアクセス回線も提供しております。アジア・ネットコムの詳細はWebサイトwww.asianetcom.jpをご覧ください。
三菱電機情報ネットワーク株式会社について
三菱電機情報ネットワーク株式会社
(英文表記:Mitsubishi Electric Information Network Corporation)
本社所在地:東京都千代田区
ホームページURL: (リンク »)
代表者:代表取締役社長 志岐紀夫(しきのりお)
設立: 1989年2月
資本金: 22億円(三菱電機株式会社100%)
事業概要:ネットワーク及びアプリケーションの構築・運営・保守サービス
ネットワーク及び情報システムのアウトソーシングサービス
セキュリティサービス、データセンタ関連サービス
用語解説
*DWDM:ディー・ダブリュ・ディー・エム Dense Wavelength Division Multiplex
「高密度波長分割多重方式」の略。光ファイバーを使った通信技術の一つ。波長の違う複数の光信号を同時に利用することで、光ファイバーを多重利用する方式。同様の技術であるWDMをより高密度化したもの。波長の異なる光ビームは互いに干渉しないという性質を利用している。この技術により、光ファイバー上の情報伝送量を飛躍的に増大させることができる。 (引用:IT用語辞典 (リンク ») )
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