ニイウス、長崎県民信用組合の勘定系オンラインの受託サービスを本番稼働

ニイウス株式会社

2006-01-04 00:00

ニイウス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:森 直樹、以下ニイウス)は本日、ニイウス浦添データセンター(沖縄県浦添市)において、長崎県民信用組合(本店:長崎県佐世保市)に対する金融機関勘定系オンラインシステムの受託サービスを本番稼働させたと発表しました。
本件はニイウスにとって、銀行業務の受託サービスを提供する初めてのケースです。

長崎県民信用組合は、これまで自営の勘定系オンラインシステムを稼働していましたが、今回の金融機関勘定系オンラインシステムの受託サービス本番稼働により、新しい形でのオンラインシステムを運用することとなります。

このサービスは、沖縄のニイウス浦添データセンターと長崎県民信用組合の各本部・営業店を高速回線で結ぶもので、ネットワークを完全二重化するなど、“倒れにくく、打たれ強い”堅牢なネットワークであることはもちろん、金融特区としての利点を最大限活かした通信費用削減も享受できるコストパフォーマンスに優れたサービスとして提供します。

このサービスを利用することで、ユーザは運用管理の煩わしさから開放されるほか、システム要員は金融の新サービス開発に専念することが可能となります。これにより、運用面で大幅に削減されたコストを投資分野に積極的に充当することができ、結果的に金融競争力の強化が可能となります。

新サービスの開始にあたっては、運用時間やキャパシティの柔軟な設定が可能な上、機器調達、更改、計画、移行ワークロードが削減されます。さらに、ISMS認証基準をクリアしたニイウス浦添データセンターに基幹システムを移管することで、セキュリティ面、安全面、災害対策面で安心した運用を実現できます。

また、ホストシステムはキャパシティや冗長性に優れ、ユーザの拡張要求にオンデマンドで対応できることを特徴とした、いわゆるオートノミック・コンピューティングの第一歩となるものです。

このサービスは、ニイウスが唱える「ローマ帝国水道局ビジネス※」構想の画期的な第一歩であり、今後も引き続き沖縄での受託サービスの拡大に注力してまいります。

※ローマ帝国水道局ビジネス
IT環境は10年に1度ともいわれる大きな変革期を迎えようとしています。今後、ネットワーク、CPU、ストレージは、それぞれの能力が現在の1,000倍規模で向上していく見込みです。一方、オンデマンド、グリッド・コンピューティング、オートノミック・コンピューティングといった新しい技術の登場は、大容量データの蓄積、演算、高度な分配を可能にし、ユーザが必要とする情報やデータ、業務システムを、必要な時に必要な分だけ提供できる水道網のようなシステム環境の実現を促します。ニイウスでは、この次世代のITインフラ・システム環境を「ローマ帝国水道局ビジネス」と銘打ち、本構想に基づくビジネス・モデルの変革、新サービス事業の推進、新規分野への参入を積極的に展開しています。
以上

■ニイウスグループについて
ニイウスグループは、主に金融および医療機関向けにビジネス・サーバ・システムによる情報システム構築を行なうソリューション・プロバイダーです。1992年7月の設立以来、高度なSE技術力と積極的な事業展開により、高い成長を遂げてきました。近年は、新たに医療ビジネス分野への参入やデータセンター運用体制の強化に取組んでいます。持株会社「ニイウス コー株式会社」は、グループ全体の意思決定機関として、経営のスピードと透明性の向上を図り、株主重視の経営体制を確立します。傘下の事業会社には、金融機関向けビジネスを展開する「ニイウス株式会社」、金融コンサルティング・ビジネスを展開する「株式会社ニイウス金融エンジニアリング・グループ」、医療情報システム・ビジネスを展開する「ニイウスメディカルシステム株式会社」、金融および医療ビジネスの開発全般を担う「ニイウスSE株式会社」、Linux関連事業を担う「ユーディービィー・リナックス・ジャパン株式会社」、データセンター事業ならびにJAVA開発センター事業を手がける「株式会社ビックニイウス」があります。詳細については (リンク ») をご覧ください。
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