フルーク・ネットワークス、従来製品に大幅な機能追加をした携帯型ギガビット&ワイヤレスネットワーク・アナライザー「EtherScope シリーズⅡネットワーク・アシスタント Ver.3」を発売

ハッカーの温床となっている不正アクセス・ポイントの探索機能を強化し、無線ネットワークのセキュリティー対策を強力に支援する

株式会社フルーク

2006-12-05 00:00

テスターからネットワーク管理まで幅広いネットワーク関連製品を提供する米フルーク・ネットワークスの日本法人である株式会社フルーク(東京都港区、代表取締役社長:早川和己、資本金:1億円)は、従来製品に大幅な機能追加をした携帯型ギガビット&ワイヤレスネットワーク・アナライザー「EtherScope(イーサスコープ)シリーズⅡネットワーク・アシスタントVer.3」を12月12日より発売いたします。
この製品は、銅線(メタル)/光/無線ネットワーク現場での迅速なトラブルシューティングをサポートするツールとして定評のある「EtherScope シリーズⅡネットワーク・アシスタント」本体に、大幅な新機能追加をした最新バージョン・ソフトウェア Ver.3.0を含んだ無線カードと指向アンテナのセットとなります。同セットでは、新機能の指向性トラッキング機能により、IT管理者が無線ネットワーク環境に不正に置かれたアクセス・ポイントの探索時間を大幅に短縮し、従来の探索時間を75%削減します。その他、スループット・パフォーマンス機能(オプション)により、ネットワークのパフォーマンス試験機能も大幅に強化されました。
「EtherScope シリーズⅡネットワーク・アシスタント Ver.3」価格は、EtherScope本体に、指向性アンテナと無線LANカード・キットが付いて、58万円(税別)~。初年度の売り上げ目標は400セットをめざしております。

■新機能の指向性トラッキング機能により、不正アクセス・ポイントの探索時間75%削減を実現 

「EtherScope シリーズⅡネットワーク・アシスタント Ver.3」は、新機能として加わった指向性トラッキング機能サポートする指向性アンテナを装備することで、無許可のアクセス・ポイントを迅速に検出し、その場所を特定することができます。アクセス・ポイントが複数階にまたがっている環境の床上での設置状況での探索はもちろん、天井裏・床下に不正アクセス・ポイントが隠れている場合にも、迅速な検知が可能となり、大幅な作業時間の削減とコストダウンが実現します。これにより、PCに一般に装着されている無線カードの無指向性アンテナを使った、従来の場合よりも、探索時間は約75%の削減となります。
セキュリティー・ホールからの情報流出が社会問題となっている昨今において問題の一つとなっている、セキュリティー面では決して安全といえないフリー・アクセス・ポイントからのハッカーによる重要情報の無断盗用といったケースを未然に防ぐ強力な手立てと成ります。

■現場技術者待望の機能強化により、無線ネットワーク環境への安全性とネットワーク・パフォーマンス試験に大きな貢献

企業のネットワーク運用管理者、ネットワーク・エンジニアにとって、今回の同製品よる検知時間の大幅削減と高機能化は、迅速なセキュリティー対策とコストダウンをもたらし、今後益々普及が期待されている無線ネットワーク環境の安全性確立への貢献とともに、その普及に対しても大きな意味を持つと考えられます。
また、プライベート・ネットワーク・オーナーおよびサービス・プロバイダーは、RFCに基づいたネットワーク・パフォーマンス試験を迅速・容易に行えるようになります。そして、これによりプライベート・ネットワーク・オーナーは、契約帯域のサービスを確実に受けているかどうかの試験を行うことで、ネットワークのパフォーマンスを確かなものにすることができます。

<「EtherScope シリーズIIネットワーク・アシスタントセット Ver.3」の特徴>

●不正ワイヤレス機器の最新検知機能の他、RFC2544に基づくスループット・パフォーマンス試験機能(オプション)が利用できます。
●機能強化されたワイヤレスEtherScope(イーサスコープ)を使うことで、他のツールを使う場合よりも75%以上速くアクセス・ポイントを見つけ出すことが可能です。これにより、これらのアクセス・ポイントが悪用される以前にネットワークに存在するセキュリティー・ホールへの対策を施すことが可能になります。
●EtherScope本体のコンパクトで軽量な携帯性に優れた形状に合わせて、操作性を追及したタッチスクリーン方式のビジュアルな日本語カラー表示により、従来以上のスピードと容易性をもって不正アクセス・ポイントの探索作業が効率的に行えます。
●搭載されたソフトウェア Ver.3.0は、LANとWANリンクのパフォーマンス評価試験に一般に使用されているRFC 2544準拠のテスト機能(オプション)であるスループット、レイテンシーおよびフレーム損失測定方法を、試験機能として導入しています。

<「EtherScope シリーズIIネットワーク・アシスタント Ver.3」の価格>
58万円(税別)~

フルーク・ネットワークスについて
フルーク・ネットワークスは、米国の精密電子計測器メーカーである「フルーク・コーポレーション」のネットワークス部門が2000年に分社化して生まれたネットワーク関連ツールメーカーです。「Network SuperVision solutions(TM)(ネットワークの可視性を最大限に高めるためのソリューション)」の提供を企業使命としており、お客様の重要なITインフラであるネットワークを常に最適な状況に保つための監視・解析やトラブルシューティングをサポートしております。

現在、日本を含む世界50ヶ国以上で事業を展開しており、弊社の高品質・高付加価値ソリューションは既に世界20,000以上の企業ネットワーク、システム・インテグレーター等のネットワーク設計・構築の専門企業などで使用されています。

詳細は以下のURLをご参照ください。  (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

株式会社フルークの関連情報

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]