CATV向け新製品 自主データ放送システム「DataCaster-Suite」を発表

番組構築・更新から送出機能まで統合し専任者不在でも運用が可能なオールインワンシステム 従来の約1/3の価格でデータ放送サービスを実現

株式会社メディアキャスト 2007年04月03日

株式会社メディアキャストは、今後急速にデジタル化へ移行するケーブルテレビ市場向けに、デジタル放送の技術規定や専門知識を必要とせずに、従来の約1/3の価格で容易にデータ放送サービスを提供可能にし、番組構築やコンテンツ更新、送出機能までを統合したオールインワンの自主データ放送システム「Mediacast DataCaster-Suite」を発表し、本日4月3日より販売開始しました。

メディアキャストは、本新製品の発表に伴い、既存の販売代理店に加えて、地域のケーブルテレビ事業者向けシステムを手がけるSI会社ならびに販売代理店との新たな提携を積極的に推進し、全国に拡販していく計画です。
「DataCaster-Suite」の出荷は、2007年7月を予定しており、価格はオープンプライスです。
尚、メディアキャストは、来る6月14日(木)~16日(土)東京ビックサイトで開催されるケーブルテレビの総合コンベンション「ケーブルテレビショー2007」において、「DataCaster-Suite」を初公開する予定です。


デジタル放送時代のケーブルテレビ事業者への期待と課題
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昨年12月には全国すべての都道府県で地上デジタル放送が視聴できるようになり、受信可能世帯は約4,000万世帯と全世帯の80%以上に広がっており、通信事業者によるデジタル映像の配信事業も加速しています。そして、放送が完全デジタル化になる2011年までには、主に難視聴対策として普及を遂げてきたケーブルテレビサービスもデジタル化への対応が迫られ、放送のデジタル化により、今後どのような未来を切り拓くことができるかがケーブルテレビ事業者にとって重要な課題となっています。
ケーブルテレビ事業者は、既存番組の再送信サービスだけでなく、自主放送サービスとして、データ放送による地域や生活に密着した情報を提供することができ、データ放送による災害時の緊急情報の配信など、デジタルデータ放送の活用が大いに期待できますが、難解な技術規定や専門知識の習得がボトルネックとなっています。
また、十分な人員が確保できない中小規模事業者にとっては、可能な限り作業負荷を軽減する必要があります。


デジタルデータ放送の
番組構築からコンテンツ更新、送出までをオールインワンで
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「DataCaster-Suite」は、デジタル放送の技術規定や専門知識を必要とせずに、Webブラウザ(InternetExplorer)による解り易い操作により自主デジタルデータ放送番組の運用ができるオールインワンのシステムで、地上デジタルデータ放送での実績、ならびに自主データ放送の先進的な取り組みで知られる福井県敦賀市の第3セクタ「嶺南ケーブルネットワーク」などへの導入実績を通じた経験とノウハウが活かされています。

「DataCaster-Suite」には、データ放送サービスに必要なBML (※1)画面のテンプレート集である「画面テンプレートライブラリ」と、画面テンプレートの簡単なデザイン変更を可能とする機能を搭載したツールを同梱しており、ユーザはBML画面をプログラミングする必要がありません。
またデータ放送サービスで最も技術力を要するコンテンツの帯域設計(※2)を気にせずに、同梱されているツールによりドラッグ&ドロップの直感的な操作で簡単に番組設計(BCML生成)することが可能です。
さらには、データ放送の伝送方式であるカルーセル化 (※3)とTS (※4)生成と送出を行う機能も搭載しており、別途高価な送出装置を必要としません。

「DataCaster-Suite」によりケーブルテレビ事業者は、自治体や各コンテンツプロバイダ、CMS (Content Management System)などから送られてくるタイムリーな情報を、予め作成しておいたBML画面テンプレートと合成し、データ放送として容易に送出することが可能となり、地域に密着した情報や行政情報、気象情報、交通情報などを、オンデマンドでタイムリーに視聴者に提供することができます。
また、災害時などの緊急時において、手動入力機能により緊急情報を入力し、視聴者のテレビ画面へ瞬時に情報を表示することも可能となります。

「DataCaster-Suite」は、ケーブルテレビ事業者の導入費用負荷を最低限に抑えるために、従来の1/3の価格でシステムが構築できると共に外部システムの親和性を重視しており、既存システムに追加するだけでデータ放送の機能を追加することが可能です。たとえば、データ入力部ではコンテンツサーバーやCMSシステムからFTP通信等によりコンテンツ(CSV、画像)を取り込み、出力部ではMUX装置(多重化処理装置)の放送規格に準拠したTSポートに接続するだけで容易にデータ放送システムを構築できます。

さらに、「DataCaster-Suite」の他に、コンテンツ自由度が高く拡張性に富んだ「DataCaster -Professional」、または共同利用設備としてセンター配信型利用が可能な「DataCaster-Enterprise」の2つの上位システムも用意しており、エントリーシステムの「DataCaster-Suite」から導入し、サービスの拡充に伴い順次上位モデルに拡張していくことが可能です。
メディアキャストは、全国約400局のケーブル事業者、ならびに地方自治体に向けて、「DataCaster」シリーズ全体で、初年度30システムの販売を予定しています。

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■ DataCaster-Suite について
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販売開始:2007年4月3日
出荷開始:2007年7月(予定)
販売価格:オープンプライス
システムインテグレータならびに販売代理店より提供
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■ DataCaster-Suite の主な機能と特長
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・番組構築、コンテンツ更新から送出機能までのすべての機能をオールインワンで搭載
・専門的な技術習得を必要とせずに、Webベースで誰でも簡単にデジタルデータ放送の運用が可能
・従来の約1/3の価格でデータ放送サービスを実現可能
・多彩なBML画面コンテンツ集を「画面テンプレートライブラリ」として提供
・ドラッグ&ドロップにより容易に番組の設計(BCML生成)が可能なツールを同梱
・カルーセル、およびTS生成送出機能を搭載
・マルチベンダーの外部システムやCMSと容易に接続が可能
・用途/サービス規模に応じたモデルを選択し、リニアに拡張可能

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■株式会社メディアキャストについて
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(リンク »)
株式会社メディアキャスト(本社: 東京都渋谷区、設立:2003年)は、デジタルデータ放送分野に特化したソフトウェア開発・販売、受託開発を行う業界唯一のデータ放送専門会社です。BML(Broadcast Markup Language)技術を始め、コンテンツ制作技術、放送運用支援など、デジタルデータ放送に求められる専門分野で多くの経験と実績を有しており、特に、データ放送用に独自開発した高品質減色アルゴリズム「LACE」は、業界で高く評価されています。メディアキャストのデータ放送製品群は、番組企画支援ツール「MagicDraw」から、BMLオーサリングツール(固定受信用/ワンセグ用)「Foliage」、画像編集ツール「SceneCreator DD」、受信機検証ツール「ShotMUX」、テンプレート型番組更新ツール「DDC-Cue」などがあり、NHK(日本放送協会)、民放各局、地方局、CATV局、ならびにコンテンツ制作会社などで多数採用されており、デジタルデータ放送業界のスタンダード製品として位置づけられています。

用語解説

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◇用語解説◇ 参考・出典:e-Words
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※1 BML (Broadcast Markup Language)
ARIB(社団法人電波産業会www.arib.or.jp)によって策定された、XMLベースのデータ放送向けのページ記述言語。デジタル放送対応のテレビには、BMLで記述されたコンテンツを再生する「BMLブラウザ」が内蔵されている。BMLを使うと、画面のどこに何をいつ表示するかという空間/時間的提示の制御、関連する番組やインターネットのURLを示すリンク、タイトルや本文などを示す構造の表現、操作ボタンなどのユーザインターフェースなどを規定できる。

※2 コンテンツの帯域設計
Webなどのインターネットコンテンツとは異なり、データ放送では限られたデータ放送帯域の中で各種情報(行政、気象、交通など)を配信する。従って、その帯域の中で、どの情報をどれくらいの容量で割り当てるかなどの帯域設計が必要で、設計により受信機で描画する際のレスポンスが決まることもあり、BCML設定と共にデータ放送コンテンツ制作では最も技術力を要する。

BCML (Broadcast Contents Markup Language)
データ放送規格である「ARIB規格」でデータ放送番組交換方式として定義されたデータ形式で、BMLコンテンツと共に時間情報や運用情報を伝達するために用いるデータを集約したXMLデータの一形式。

※3 カルーセル化
デジタル放送におけるデータ放送に用いられる伝送方式で、データ放送規格である「ARIB規格」で規定され、メリーゴーランド(回転木馬)のように一定周期で同じ内容を繰り返し送出する伝送方式であり、最終的にはTSパケットとして伝送する。

※4 TS (Transport Stream)
多重信号形式の1つで、映像や音声、データなどの個別のストリームをアプリケーションや伝送路の種類によらずに共通の信号形式で扱い、1つのストリームとして伝送できるシステムのことで、デジタル放送の多重化信号として採用されている。

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■ ケーブルテレビショー2007について
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(リンク »)
会期:2007年6月14日(木)~16日(土)
会場:東京ビックサイト
主催:(社)日本CATV技術協会、(社)日本ケーブルテレビ連盟
後援:総務省、米国大使館 (予定)

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