ウイングアーク、フロント業務の帳票の“出力と入力”設計を融合する 開発環境革新「Design Converter」出荷開始

企業内、企業間からBtoC分野の帳票・ドキュメントに対するIT化が加速  ノンプログラミングで帳票イメージの入力画面からオンデマンドで表現豊かなWeb帳票出力へ

ウイングアーク1st株式会社

2007-05-31 11:00

 Form&Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下、ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都港区、代表取締役社長:内野弘幸)は、企業システムが必要とする帳票分野で最先端のその先を捉える帳票INNOVATION(※1)をスローガンに、ビジネスを支える情報システムにとって将来にわたり有益となる“次世代Web帳票”を実現し、“開発環境革新”を追求します。
 この度、その帳票INNOVATIONを支える新製品「Design Converter(デザイン・コンバータ)」を、6月1日から出荷を開始いたしますので、お知らせいたします。「Design Converter」は、帳票出力開発環境「SVFX-Designer(エスブイエフエックス・デザイナ※2)」とWeb入力画面開発環境「StraForm-Designer(ストラフォーム・デザイナ※3)」の相互変換を実現する製品です。標準価格は10万円(税別)です。

 昨今、業務のIT化が浸透し、受発注や請求などバックヤードの業務にとどまらず、旅行代理業の旅行者向け日程プランや生保の保険設計書など、顧客と対面するフロント業務のWebシステムにおいても、帳票・ドキュメントは急速な勢いでIT化をせまられている状況です。

 そこでウイングアーク テクノロジーズは、多様化する業務形態に迅速に対応するため、開発工数の大幅な削減と工程の最小化、そして軽快なWebシステムの構築を実現するために、開発環境に有効な手立てとなる新製品「Design Converter」を出荷いたします。「Design Converter」は、出力帳票用の設計環境と入力画面の設計環境を一本化し、アプリケーション開発における帳票開発のコスト削減と作業の効率化をはかります。具体的には、「SVFX-Designer」で作成した帳票のフォームファイルを「StraForm-Designer」で読み込んで入力用の画面に変換できる機能を提供します。また「Design Converter」は、「StraForm-Designer」のアドイン機能として動作します。
 これまで帳票出力系の帳票開発とアプリケーション開発の画面設計は、別々の開発プロセスでおこなわれてきましたが、「Design Converter」の登場により、「INPUT」と「OUTPUT」の帳票開発はプログラムレスを基本に同一線上で行われることが大きな利点となります。

 フロント業務のIT化やユーザごとの個別の要件を反映した帳票開発では、運用にあわせて柔軟に設計・仕様変更がくわえられる環境が重要です。これまでの開発環境や帳票運用で対応してきた帳票ソリューションでは、以下のような補完できない多様なニーズがあります。
・お客様ごとに異なるデータや記載があり、個別の要件に応える必要がある
・オンデマンドでその場で顧客のニーズに合致した帳票を出力したい
・情報を正確に伝えるだけでなく、説得力やアピールする表現力、デザイン力が重要
・業種業態に依存することなく、幅ひろいジャンルの帳票を柔軟かつ迅速に作成したい
・入力する画面周りは出力する帳票のイメージでわかりやすく運用したい
・新規商品やプランにあわせて帳票を迅速に新規作成したい
・運用にあわせて帳票を迅速に改変が必要がある

 こうしたニーズへの対応は、ソリューション自体の「帳票力」が問われるもので、企業の情報システム部門様やSI企業様からも大きな期待がかけられています。今回、フロント業務のIT化を推進する帳票開発環境と最適な帳票運用環境を実現するため「Design Converter」を出荷し、ノンプログラミングで帳票イメージの入力画面からオンデマンドで表現豊かなWeb帳票出力を実現いたします。

「Design Converter」詳細については下記URLをご参照ください。
(リンク »)

【補足】
注1:「帳票INNOVATION」について
お客様の帳票運用モデルにあわせ、「つくる(開発する)側」と「つかう(利用する)側」の双方にとって、わかりやすく、帳票のメンテナンスビリティにすぐれた製品・サービスを兼ね備える “総合的な帳票サービス”をご提供するトータルソリューションです。「帳票INNOVATION」で、 開発環境、帳票運用が変わり、IT化できる帳票ジャンルが飛躍的に拡がります。

注2:「SVFX-Designer」について( (リンク ») )
操作性に富んだGUIとプログラムレスによる生産性重視の設計が可能で、基幹業務系の帳票様式からグラフィカルな帳票デザインまで幅広いカテゴリーを取り込めるデザイナです。これまでウイングアーク テクノロジーズが13000社の導入実績を積み上げてきた「Super Visual Formade(SVF)設計部」の後継製品であり次世代帳票開発ツールです。

注3:「StraForm-Designer」について( (リンク ») )
紙、Excel、WordやPDFなどの業務文書をデータ化し標準技術(HTML、XML)、ノンプログラミングで入力画面を作成する「StraForm-X」のWeb入力画面作成ツールです。プラグイン不要で使用環境を問わず、PCとブラウザ環境のみで導入することができ、企業の業務現場における業務文書をWeb化し、業務効率をあげ情報共有を実現します。

<セミナー情報>
◆~帳票運用における“入力と出力”の設計環境の融合で、開発工数を大幅に削減する~
「開発環境革新TM」セミナー
開催日:6月19日(火)
時間:13:30~15:30(開場13:10)
受講料:無料
定員:30名
会場:ウイングアーク テクノロジーズ セミナールーム
東京都港区港南1-8-15 Wビル14F / TEL:03-6710-1700
申し込みURL: (リンク »)

<稼動環境>
OS:Microsoft(R) Windows(R) XP Professional
CPU:Pentium III 互換 600MHz 以上
メモリ:256MB以上(768MB以上推奨)
HDD:100MB以上
必要なソフトウエア:StraForm-X Ver1.5

[ウイングアーク テクノロジーズについて]
「Form&Data」のウイングアーク テクノロジーズは、大手SI企業や企業の情報システム部門が取り組むシステム開発と現場業務の効率化をはかるため、「帳票、レポート、ドキュメント」の分野に特化したツール・ミドルウエア製品、サポート、導入支援、トレーニング等のサービスを提供します。とくに、情報システムに共通する「データ」のINとOUTに対して、業務に見やすい「フォーム」を使ったユーザインターフェイスによって、ソフトウエアの組み合わせによる短期システム構築と、わかりやすい業務の運用を実現しています。
・「StraForm-X」【帳票入力】業務にあるドキュメントのデータ化とWebシステム化
・「Dr.Sum EA」【データ活用】業務に蓄積されるデータの高速な集計分析と可視化
・「SVF」【帳票出力】基幹系帳票システムの統合・共通化、帳票運用の効率的な一元化

[会社概要]
社名:ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
代表取締役社長:内野 弘幸
設立:2004年3月
資本金:1億円
売上高:62億円(2006年2月期)
従業員数:116名(2006年2月現在)
事業内容:帳票・レポート・ドキュメントの分野におけるソフトウエア製品の開発、販売、導入支援、保守サービスの提供。
URL: (リンク »)

<製品に関するお問合せ先>
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
〒108-0075 東京都港区港南1-8-15 Wビル14F
TEL:03-6710-1700  FAX:03-6710-1701  
E-mail:tsales@wingarc.co.jp

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