「Trusted Infrastructure」とは、従来の業務効率向上を目的としたITシステムが抱えているTCO削減、運用負荷軽減等のIT課題に加え、現状企業が対応すべき内部統制、コンプライアンス、セキュリティ、事業継続などの経営課題をITインフラ視点、すなわち、ハードウェア・ミドルウェア・ネットワーク・データセンター等から解決していくコンセプトです。
今後CTCは、「Trusted Infrastructure」に基づいた次世代ITインフラの提案活動を積極展開していきます。そのため、全社横断組織であるクロスファンクショングループ内に「Trusted Infrastructure」を推進する専任部隊を40人体制で組織し、企業の経営課題解決に即したITインフラ提案を実施いたします。
今後はデータセンターでの運用や保守サポートの一元化等、ITシステムの信頼性を高める活動も実施し、大企業から中堅企業の顧客層を中心に2008年度で200億円の売上を見込んでおります。
尚、企業活動を支える次世代IT基盤のあり方について、大学等の学術機関との産学協同研究や公的機関との連携を通じ研究を進め、社会に貢献していく方針です。
この度の発表に際し、早稲田大学 理工学術院 村岡洋一教授より、以下のコメントをいただいております。
CTCが提唱するコンセプト「Trusted Infrastructure」は、
企業が抱える課題に対し、ITシステムがなすべき対応の方向性を
提示している。提案書を見る機会があったが、現在企業が最も
求めている提案内容だと感じた。
今後CTC が 「Trusted Infrastructure」 の方向性のもと、
“信頼できるITインフラ”の完成へ向け、産学一体となった具体的な
取り組みが始まることに期待したい。
早稲田大学
理工学術院 教授 村岡 洋一
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伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
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