CSK Winテクノロジ、サイオステクノロジー、センドメール メールサーバの高信頼性・高可用性へのニーズに経済的なソリューションの提供を開始

センドメール株式会社

2007-09-10 13:30

CSKグループの株式会社CSK Winテクノロジ(東京都新宿区、代表取締役社長 田財 英喜)、サイオステクノロジー株式会社(東京都港区、代表取締役社長 喜多伸夫、東証マザーズ:3744、以下サイオス)、センドメール株式会社(東京都港区、社長 小島國照)は、センドメールの「Sendmail Advanced Message Server」(以下SAMS)で構築されたメールシステム向けの高可用性クラスタ化ソリューションとして、「Sendmail Cluster Kit for Windows」を発表し、本日より販売を開始いたします。
本ソリューションにより、WindowsベースのSAMSメールシステムにおける高可用性という、企業ユーザーのニーズを満たすことが可能になりました。


昨今、企業におけるシステム停止時のダウンタイムがビジネスに致命的な影響を与えることも少なくありません。HA(High Availability)クラスタシステムは、従来、システムの停止が企業のビジネスに甚大な影響を与えるような基幹システムにおいて、可用性を向上させる目的で導入されてきました。
一方、近年ではビジネスにおけるメールシステムの重要性が非常に高まっており、メールシステムにおいてもサーバの高信頼性・高可用性が不可欠となっています。
しかしこれまでは、WindowsベースのSAMSメールシステムをHAクラスタ化するには、導入費用が高額になるという課題がありました。


こうした背景を受けてCSK Winテクノロジでは、センドメールおよびサイオスの協力のもと、サイオスのクラスタリングソフトウェア「LifeKeeper Protection Suite for Windows v6(以下LifeKeeper)」専用のSAMS連携ソフトウェア「SAMS ARK」を開発しました。
「SAMS ARK」を利用することで、スクリプトなどの開発をせず、低コストで容易にSAMSメールシステムのHAクラスタ化を実現できます。
この「SAMS ARK」を組み込んだ高可用性クラスタ化ソリューションが「Sendmail Cluster Kit for Windows」です。CSK Winテクノロジは、「Sendmail Cluster Kit for Windows」開発元として、パートナー各社を通じての販売およびサポートを行います。


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■「Sendmail Cluster Kit for Windows」の主な特長
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メールシステムの可用性向上のため、次のような特長があります。


① SAMS固有の監視スクリプトなどの開発が不要で、メールシステムの可用性向上を経済的に容易かつスピーディーに構築できます。


② 高価なSAN(Storage Area Network)などの共有ディスクを使わずに、2台のサーバに搭載した内蔵ディスクをネットワークミラー化する構成を採用することで、ハードウェアコストを削減することができます。
SAN、SCSI(Small Computer System Interface)などのさまざまな共有ディスクによる構成も可能です。


③ HAクラスタを実現するWindows ServerのEditionは問いません。


④ 既にSAMSメールシステムをご利用いただいているユーザーには、「Sendmail Cluster Kit for Windows」の他に増設用サーバ(1台)とSAMS HAライセンスをご用意していただくだけで、スピーディにHAクラスタ化が実現できます。


◇必要システム
* Sendmail Cluster Kit for Windows 1セット
* 増設用サーバ 1台
* SAMS HAライセンス


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■製品概要
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◇製品名 :Sendmail Cluster Kit for Windows

◇構成ソフトウェア
HAクラスタソフトウェア:LifeKeeper Protection Suite for Windows
SAMS連携ソフトウェア :SAMS ARK


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■販売/出荷開始など
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◇販売開始 :2007年9月10日
◇出荷開始 :2007年9月20日(予定)
◇販売価格 :
 「Sendmail Cluster Kit for Windows」2,520,000円(税込)
 「Sendmail Cluster Kit for Windows 追加1ノード」1,260,000円(税込)

販売目標は、年間で1億円を予定しています。

このプレスリリースの付帯情報

構成図

用語解説

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■株式会社 CSK Winテクノロジについて
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(リンク »)
株式会社 CSK Winテクノロジは、Windowsソリューションに関する豊富な経験とノウハウを活かし、設計・開発から運用サポートまでの全ての面で先進的なサービスを提供しています。当社はマイクロソフト社の世界初の合弁会社として設立された後、現在ではCSKホールディングスの100%子会社として『CSKグループにおける唯一のWindows専門特化企業』の役割を担っています。また、Windows環境を強化する最先端のソフトウェア製品の開発・販売を行っており、Sendmailやセキュリティ関連製品を中心に、幅広いラインナップを取り揃えています。マイクロソフト社との強い協力関係と高い技術力を活かし、セキュリティ強化から情報の戦略的活用まで付加価値の高いサービスを提供しています。

本社所在地:東京都新宿区西新宿6-24-1 西新宿三井ビル20階
代 表 :代表取締役社長 田財英喜
設立 :1994年6月
資本金 :1億円
事業内容 :・ITコンサルテーションサービス
・アプリケーション開発サービス
・インフラ設計・構築サービス
・プロダクト開発・販売サービス
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■サイオステクノロジー株式会社について
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(リンク »)
サイオステクノロジーは、ソフトウェア製品の開発、販売とシステムインテグレーション、サポートをコア事業としています。Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアのサポートは国内トップクラスのシェアを持ち、米国で開発したハイアベイラビリティー・クラスターソフトウェア「LifeKeeper」は全世界で数多くの企業システムを支えています。JavaをコアテクノロジーとしたWebアプリケーション開発事業は、業界のパイオニアとして高い技術力と導入実績を誇ります。2004年には東証マザーズに上場。昨年はテンアートニから社名を変更し、世界に通用するソフトウェア企業を目指しています。
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■センドメール株式会社について
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(リンク »)
Sendmail社(Sendmail,Inc. 本社:カリフォルニア州エメリビル)は、オープンソースのメール配送エージェント(MTA:Mail Transfer Agent)である「sendmail」の開発者であり、“Eメールの生みの親”と言われているエリック・オールマン(現CSO)により、ビジネスユーザのニーズに対応するために1998年に設立されました。現在は、スパム/ウィルス対策、トラフィック制御、コンプライアンス遵守のためのメールアーカイブなどの各種ソリューションを含め、ゲートウェイからメールボックスまで、信頼性の高いメッセージング基盤構築のための製品・技術サポートをトータルに提供しています。Fortune10の内7社、Fortune100の50%がSendmail社の商用製品を採用し、日本国内でも、官庁、自治体、企業、大規模ISPで3万ライセンス以上の出荷実績があります。英国、ドイツ、フランス、および東京(アジア太平洋地域)に拠点を擁し、日本法人は、2003年1月に設立されました。

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