大規模メールシステムにも対応可能なSendmail対応ログ管理ソリューションを販売開始

メール配送サーバ、メールストアサーバ、メールセキュリティなどの複雑なログを 多角的・横断的に追跡し、内部統制・情報セキュリティ対策を強化

センドメール株式会社

2009-09-15 13:00

インフォサイエンス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 宮 紀雄)と、センドメール株式会社(本社:東京都港区、社長 末政 延浩)は、センドメールのメールソリューション製品と統合ログ管理システム「Logstorage」とを連携する「Logstorage for Sendmail」を発表し、2009年10月1日より、センドメールのパートナ経由で販売開始します。
「Logstorage for Sendmail」により、送信/受信者、メールサイズなどのメール配送ログ、POP3/IMAP4へのログイン/アクセスログなどを収集し、検索・集計・レポート作成などをWebベースのGUIで簡単に行うことが可能となり、ログ管理の作業/コストなどの負荷が大幅に軽減されます。


内部統制、情報セキュリティ対策の中で、企業のITシステムの監査証跡として「いつ、誰が、何を行ったか」を正確に記録し、迅速な分析・レポーティングを行うためのログ収集・管理基盤の整備が求められており、ログの統合管理が必要不可欠になっています。
また、ビジネス上のコミュニケーションの大半がメールでやりとりされる今日、メールログの管理が必要不可欠ですが、メール通数は年々増加していることからも、メールログ管理負荷が増大しています。特に、大規模メールシステムでは、メール送受信に際して複数台のサーバを経由するためログ管理も複雑で、操作性、可視性に優れたソリューションへのニーズが高まっています。


インフォサイエンスの「Logstorage」は、独自の特許技術により異なる種類のログを正確に検索・集計・検知することができ、最小構成から導入してニーズに応じて大規模構成に拡張できるのが特長です。また、純国産で日本のパートナやユーザの要望を的確に迅速に反映できることから市場で高く評価されており、出荷本数国内シェア第1位(※)の統合ログ管理ソリューションです。


今回の連携により、センドメールのメール配送サーバ「Mailstream Switch/MTA」、メールストアサーバ「Mailcenter Store」、メールセキュリティ統合プラットフォーム「Mailstream Manager」、ならびにメールトラフィック制御フィルタ「Mailstream Flow Control」のログを、多角的に横断的に追跡が可能となり、内部統制・情報セキュリティ対策を強化できます。また、1,000ユーザ規模の中小規模ユーザでも低価格でログ管理体制を整えることができます。


「Logstorage for Sendmail」は、「Logstorage」本体ライセンスを含む「アライアンス版」と、同本体ライセンスを含まない「連携パック」の2種類があり、アライアンス版は35万円(税別)、連携パックは10万円(税別)です。
センドメールの既存ユーザおよび新規ユーザ向けに、向こう2年間で5億円の販売を予定しています。


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◆「Logstorage for Sendmail」の概要
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◇「Logstorage for Sendmail」でのログ収集対象となるセンドメール製品
 ・Mailstream Switch/MTA  メール配送サーバ
 ・Mailcenter Store     メールストアサーバ
 ・Mailstream Manager メールセキュリティ統合プラットフォーム
 ・Mailstream Flow Control メールトラフィック制御フィルタ


◇「Logstorage for Sendmail」による利用例
・統計情報(メール配送状況など)
・特定ログの検索
・レポート作成
・メール配送のログ管理(送受信者、メールサイズ、ホスト)
・POP3/IMAP4へのログイン/アクセスログ
・社内コンプライアンスポリシーログ など


◇「Logstorage for Sendmail」稼動環境
・Windows Server 2003、2008
・Linux (Red Hat Enterprise Linux 推奨)
・Solaris


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◆「Logstorage for Sendmail」販売経路と提供時期など
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◇販売経路:センドメールのパートナー各社
(リンク »)


◇販売開始:2009年10月1日


◇販売価格:
アライアンス版 35万円(税別) Logstorage本体ライセンスを含む
連携パック 10万円(税別) Logstorage本体ライセンスを含まない


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■インフォサイエンス株式会社について
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(リンク »)
インフォサイエンスは1995年、企業向けにインターネットサーバの運用を受託することから事業を始め、現在では自社にてデータセンターを持ち、コンサル ティングから開発、運用・保守まで一貫してサービスを提供しています。また、自社開発製品の「Logstorage」は2002年の発売以来、多くの企業 に導入されています。

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■Sendmail社について
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(リンク »)
(リンク »)
Sendmail社(Sendmail,Inc. 本社:カリフォルニア州エメリビル)は、オープンソースのメール配送エージェント(MTA:Mail Transfer Agent)である「sendmail」の開発者であり、”Eメールの生みの親”と言われているエリック・オールマン(現CSO)により、ビジネスユーザのニーズに対応するために1998年に設立されました。現在は、スパム/ウィルス対策、トラフィック制御、コンプライアンス遵守のためのメールアーカイブなどの各種ソリューションを含め、ゲートウェイからメールボックスまで、信頼性の高いメッセージング基盤構築のための製品・技術サポートをトータルに提供しています。Fortune10の内7社、Fortune100の50%がSendmail社の商用製品を採用し、日本国内でも、官庁、自治体、企業、大規模ISPで3万ライセンス以上の出荷実績があります。英国、ドイツ、フランス、および東京(アジア太平洋地域)に拠点を擁し、日本法人は、2003年1月に設立されました。

このプレスリリースの付帯情報

システム図

用語解説

※出典:ミック経済研究所「情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望2009 (統合ログ管理市場)」
「Logstorage」の市場シェアは、2008年は出荷本数シェア35.6%で、2006年、2007年に続きシェア第1位となりました。

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