2007年、PCシステムの総コストのうち、約30%をIC部品が占める。PCシステムの価格の下落が半導体のASP(平均価格)の下落よりも急速であることが一因となって、2011年にはこの割合は上昇するだろう。コンピュータ内蔵カメラの部品であるCMOSイメージセンサ、アナログデジタルコンバータ、画像信号プロセッサや、ソリッドステートディスクの普及や、NANDフラッシュメモリ半導体によるハードディスクキャッシュシステムによっても、パソコンに搭載されるICは増加するだろう。
デスクトップパソコン、ノートパソコン、x86ベースのPCサーバなどのパーソナルコンピュータ製品は、依然として世界市場で最大の半導体消費製品である。2007年のIC総市場は2203億ドルで、その33%がPC関連のデバイスである。既存や新しいICシステムのアプリケーションが大きく成長したとしても、2011年まではPCセグメントがIC市場の32%を下回ることはないだろうと予測している。プロフェッショナルワークステーションや、メインフレーム、スーパーコンピュータなどのその他のコンピュータシステムも計算に入れると、コンピュータ関連ICへの支出金額は約47%を占める。
[調査レポート]
ICマーケットドライバー2008年:IC市場における新興/主要エンドユーズアプリケーション調査
IC Market Drivers 2008
A Study of Emerging and Major End-Use Applications Fueling Demand for Integrated Circuits
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