CSRのWi-Fiテクノロジー、Intempoのインターネット ラジオに採用

CSR Plc

2008-01-18 00:00

CSR は、本日、UniFiシングルチップWiFiテクノロジーをベースに設計されたWiFiインターネット ラジオのイグザンプル デザイン(参照回路)、「RadioPro」がIntempo Digital社のインターネット ラジオ、「Daisy」に採用されたことを発表。Intempoのインターネット ラジオは、PCを使わないWi-Fiによるインターネット ラジオのワイヤレス ストリーミングを実現することで、何千ものインターネット及び、FMラジオ局へのアクセスを可能にする。本製品は、CSRと、IntempoにDaisyのFM機能を提供したDABラジオの専門会社、Radioscape社との共同開発により実現された。Intempoのインターネット ラジオは、2008年4月までに生産が開始され、価格は149ポンドを予定。
IntempoのDaisyラジオは、CSRのWi-Fiインターネット ラジオのイグザンプル デザイン、RadioProをベースに開発。Intempoは、RadioProを活用することで、「開発期間の短縮による市場投入の迅速化」、「柔軟なデザイン性」、「業界最低消費電力」などの優れたメリットをラジオ製品の開発に活用できる。

RadioProは、CSRのシングルチップWiFiソリューションであるUniFiと、RISCプロセッサ、DSP、及び、ステレオCODECを高度に統合したMultimedia Application Processor(MAP)のCSR製低消費電力チップ2つを採用。Intempoのインターネット ラジオは、RadioProの低消費電力設計により、20時間の連続音楽再生を実現。

CSR社、コンシューマ ビジネス ユニット担当VP、Tracy Hopkinsは、「CSRは、開発者やメーカーの皆様が、ワイヤレス テクノロジーをこれまで以上に簡単に導入もしくは統合できるように、努力しています。CSRのRadioProにより、IntempoのようなOEM企業は、インターネット ラジオ デバイスを迅速に大量生産できるようになります」とコメント。

Intempo社、Kevin Parslowは、「CSRのUniFi Wi-Fiシリコンとソフトウェアにより、当社は、広範なユーザー向けに高品質・高性能のインターネット ラジオを生産することが可能となりました。CSRのRadioProイグザンプル デザインを用いることで、非常に短い期間でDaisyラジオを大量生産できるようになりました」と述べた。

RadioScape社、製品マネージャー、Andrew Dewhurstは、「当社は、従来のモジュール アプローチを一気に飛び越えて、当社初の完全なインターネット ラジオ デザインを実現しました。ファームウェアのアップデートはインターネットを介してすべてまたは、特定のレシーバーに送ることができ、またダウンロードが失敗もしくは中断した場合に備えて、レシーバーにはフェイルセーフ バックアップ機能が搭載されています」と語った。

本件に関する問い合せ先
シーエスアール株式会社
深田 学
E-mail:prjp@csr.com

このプレスリリースの付帯情報

Daisy

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