MicroStrategy、2007年の収益で3億5100万米ドルを達成

~20期連続で前年比収益成長率を達成 ~

マイクロストラテジー・ジャパン株式会社

2008-02-20 00:00

バージニア州マクリーン、2008 年 2月 1日 --/PRNewswire-FirstCall/ ビジネス インテリジェンス(BI: Business Intelligence)ソフトウェアの世界的なリーディングプロバイダであるMicroStrategy® Incorporated (Nasdaq:MSTR - News)は本日、2007年12月31日までの3ヶ月間の決算報告書を発表しました。
2007年の第四半期の収益は、2006年の第四半期の9,260万米ドルに対して5%増加の9,760万米ドルでした。これは、20期連続の前年比収益成長率を記録したことを意味します。2007年度通年の収益は、2006年度通年の3億1,380万米ドルに対して12%増加の3億5,070万米ドルでした。2007年の第四半期における製品ライセンスによる収益は、2006年の第四半期の3,660万米ドルに対して13%減少の3,170万米ドルでした。2007年の第四半期における製品サポート、サービス及びその他による収益は、2006年の第四半期の5,590万米ドルに対して18%増加の6,590万米ドルでした。MicroStrategyの子会社、Alarm.com及びAngel.comビジネスユニット等、非主力のオペレーションによる2007年度の第四半期の収益は、2006年度の同期の280万米ドルに対して、460万米ドルでした。

2007年の第四半期における営業経費は、2006年の第四半期の4,810万米ドルに対して19%増加の5,700万米ドルでした。第四半期の営業経費の増加は、主力ビジネスであるビジネスインテリジェンス(BI)におけるワールドワイドでの従業員数の増加によるものであり、2007年の第四半期におけるワールドワイドのセールス及びサービスの組織、そして管理とITサポート部門の継続的な拡張を反映しています。2007年の第四半期のAlarm.com及びAngel.comに関連する営業経費は、2006年第四半期の270万米ドルに比べて102%増加の550万米ドルでした。非主力の営業経費が増加した主な理由は、子会社のAlarm.comによる2007年第四半期の貸倒引当金が210万米ドルに達したことが挙げられます。2007年第四半期の営業連結利益は、2006年第四半期の3200万米ドル、収益の35%を占めたのに対し、収益の27%を占める2,660万米ドルでした。2007年第四半期の純利益は、2006年の第四半期の2,240万米ドルで希薄株あたり1.68米ドルに対し、1,770万米ドルで希薄株あたり1.41米ドルでした。

2007年第四半期に、MicroStrategyは、A 種普通株を、平均株価104.46米ドル、手数料も含めて2,640万米ドルで252,675株買戻ししました。2007年12月31日現在、MicroStrategyはA種普通株を918万3,396株、そしてB種普通株を277万244株所有しています。

MicroStrategyのExecutive Vice President, Finance & Chief Financial Officer、Arthur S. Locke, III,氏は、「2007年には多くの優秀な従業員を雇用して、グローバルビジネスの展開能力を大々的に拡大しました。これにより、更なる新規顧客との取引を期待しています。」と言及しています。MicoStrategyは第四半期に記録的な収益を達成し、継続的なグローバル展開をしながら高い売上高営業利益率を持続しています。我々は、過去に達成した進展を喜ばしく思っており、2008年も独立系のビジネスインテリジェンスの企業として我々の強みをより一層強化していくこきます。」

2007年第四半期の新規顧客と既存顧客との新しい案件は以下のとおりです。

Bell Canada、 BMC West Corporation、 Cancer Care Ontario、 Chiquita Brands LLC、 Classic Residence by Hyatt、 Cox Communications、 DHL、 Emory Healthcare, Inc.、 Freddie Mac、 Group Health Incorporated、 Guitar Center、 Joe's Crab Shack、 New York and Co., Group Inc.、 Novartis Pharmaceuticals Corporation、 Nu Skin Enterprises、 Pacific Sunwear、 Republic Bank Limited、 Republic National Distributing Company、 RONA、 Saint Elizabeth Health Care、 Shoppers Drug Mart Inc.、 Silverton Casino、 Springs Global Participacoes, S.A.、 Stein Mart、 The Bon Ton Stores Inc.、 TVA Group、 Unified Western Grocers、 UNISYS Corporation、 Universal Studios Hollywood; VHA Inc.、 Wells Fargo Bank, N.A、 Wells Fargo Home Mortgage、 Wilton Industries, Inc.

2007年第四半期からの顧客案件の例

Classic Residence by Hyatt

Classic Residence by Hyattは、 現在全米の高所得層の高齢者コミュニティを開発、所有、そして運用する高齢者層に高級レジデンスを提供するリーディングカンパニーです。Classic Residenceは、営業、マーケティング、財務、及び人事にまたがる複数の部署でMicroStrategyのレポーティングとダッシュボードを使用しています。MicroStrategyをインストールしたプロジェクトの成功により、Classic ResidenceはMicroStrategyのプラットフォームをオペレーションのパフォーマンスを評価そして強化するためにその使用を拡大して、高まるビジネスインテリジェンスの要件に対応しています。MicroStrategyの顧客として5年目になるClassic Residence は、最近MicroStrategyの使用を拡張した理由として、その使い易さと機能の拡張性を挙げています。

Joe's Crab Shack

Joe's Crab Shackは米国の最大級シーフードチェーンレストランの一社であり、現在では全米28州で119店舗を繰り広げています。 MicroStrategyの新規顧客、Joe's Crab Shackは、各店舗の売上予測を提供するだけでなく、地域、店舗そして販売型による売上をトラッキングするためにMicroStrategyの情報ダッシュボードを使用する予定です。更に、MicroStrategyを作業、生産性、そして人事管理分野をレポートするためにも使用します。MicroStrategyを使用することにより、Joe's のユーザは幅広い様々なソースからデータを引き出してレポート及びダッシュボードにまとめ、より深くデータを洞察して意思決定することができるようになります。

Republic Bank Limited

Republic Bank Limitedは、トリニダード及びトバゴ島の大手銀行で、東カリブ諸国では最大手銀行の一行です。Republic Bank Limitedは、新しいデータウェアハウスのプラットフォームのレポーティングと分析において、Business Objectに代わって、MicroStrategyを選択しました。MicroStrategyは、Business ObjectのCrystal Reportsを置き換え、トリニダードに所在するRepublic Bank 本社の財務関連のレポーティング及び分析でのビジネスインテリジェンスを提供しています。 MicroStrategyを使用することにより、Republic Bankの従業員は、主な財務指標をモニターし、シームレスに詳細レポートへドリルダウンして潜在的なデータを表示することができます。MicroStrategyを使用しながら、HP NeoviewデータウェアハウスプラットフォームとQuadrant Risk Managementのバンキングデータモデルを組み合わせることで、Republic Bankユーザはタイムリーに財務実績を入手して洞察し、分析を主体としたビジネス上の意思決定を実行することができます。

BI市場に関する論争:オープンシステム 対 クローズドシステムソリューション

CognosとBusiness Objectsの買収に関する発表に伴い、MicroStrategyは変化するBIの展望の視点でホワイトペーパーを作成しました。ホワイトペーパーでは、オープンシステムとクローズドシステムソリューションの対照的なダイナミック性に焦点を当て、変動するBI市場において顧客がBIオプションを評価する際に考慮すべき新しい課題について主張しています。

そのホワイトペーパーは、以下のMicroStrategyのWebサイトからダウンロードできます。
(リンク »)

ライセンス置換及びリクルートプログラム

2007年第四半期中にMicroStrategyが発表した2つのプログラムは、顧客、そしてCognosとBusiness Objectsの優秀なトップマネジメント層を魅了する内容となっています。

MicroStrategy License Replacement プログラムは、CognosとBusiness Objectsの顧客を対象としており、ほぼコストをかけずに既存のBIライセンスをMicroStrategyのライセンスに置き換えるが可能です。CognosとBusiness Objectsの買収が発表された結果、これらの2つのBIベンダーの顧客は、継続的な製品サポートをはじめ、今後の製品の方向性や移行に関して懸念する可能性が高くなります。

MicroStrategyは、CognosとBusiness Objectsから優秀なビジネスインテリジェンスのプロフェッショナルを積極的に採用するプログラムを開始しました。 このプログラムの目的は、Cognos及びBusiness Objectsで職の不安を感じている有能な営業、コンサルタント、エンジニア、法務、マーケティング、そして管理部門のプロフェッショナルを雇用することです。MicroStrategy は、2007年11月29日と30日に、以下の都市に所在する各オフィスでグローバルなオープンハウスを開催しました。
アトランタ、シカゴ、ダラス、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ、ワシントンDC、ロンドン、パリ、コローニュ、マドリード、ミラノ、サンパウロ、ブエノスアイレス、東京、シドニー、及びメルボルン

MicroStrategy World 2008:

MicroStrategyは、第11回目の年間ユーザコンファレンス、MicroStrategy World 2008を米国フロリダ州のマイアミで1月14日から17日まで開催しました。.コンファレンスでは基調プレゼンテーションが開催され、120以上ものビジネス及びテクノロジーセッションが行われました。そして、展示ホールではMicroStrategyのテクノロジーパートナーが紹介されました。

25社以上の企業の幹部が、MicroStrategyを使用してオペレーションを向上して効率性を高め、そしてビジネスパフォーマンスを強化した内容の事例を発表しました。MicroStrategy World 2008で発表した企業には、Bluegreen Corporation、 Catalina Marketing、 Con-way Freight、 Corporate Express、 Darden Restaurants、 Gucci、 H&R Block Financial Advisors、 Lowe's Companies、 Meredith Corporation、 Metcash Australia、 MetLife、 Nordstrom、 Nygard International、 The University of Miami、 XM Satellite Radio、 Yahoo!、そしてYum! 等のブランドが挙げられます。

当コンファレンスでMicroStreategyは、MicroStrategyを基盤としたビジネスインテリジェンスアプリケーションを使用して卓越したビジネスパフォーマンスを達成している企業を数社表彰しました。

eBay:eBayは、エンタープライズビジネスインテリジェンスにおいて「Excellence」として評価されました。eBayの数多くの従業員が、MicroStrategyを使用してエンタープライズビジネスインテリジェンスのレポーティングと分析を行い、世界で最も大量のTeradata®データウェアハウスに対してレポートを実行しています。MicroStrategyは、eBayとPayPal、Rent.com、Shopping.com等の企業において展開されている様々なアプリケーションをサポートしています。

GEICO:自動車保険業者のリーディングカンパニーであるGEICOは、MicroStrategyを使って20テラバイト以上の顧客及び売上データを分析している点でデータスケーラビリティの部門で評価されました。GEICOのMicroStragetyのアプリケーションには、毎日2,000レポート以上を実行するユーザが1,500人以上もいます。MicroStrategyのダッシュボードとワンクリックの分析を利用することで、GEICOは、営業活動をより深く洞察できるようになり、顧客とのよりよい関係を構築するだけでなく、売上成長にもつなげることができました。

米国郵政公社:米国郵政公社は、ユーザスケーラビリティの部門で表彰を受けました。米国郵政公社には、各主要グループにおける約3万人もの管理職がオペレーションの向上、不正の発掘、そして郵便サービスの効率性を向上させるためにMicroStrategyを使用しています。そして、週に14万以上のレポート数を実行して、財務業績をはじめ、オンタイムでのデリバリーパフォーマンス、ネットワークの効率性、構内のオペレーション、そして小売店のパフォーマンスをモニターし、分析しています。

Corporate Express US:オフィス必需品、コンピュータ製品及びサービスを提供する世界で最も大型のB2Bサプライヤーの一社、Corporate Express USは、エクストラネットディプロイメントの部門で評価されました。Corporate Expressの顧客は、MicroStrategyで強化されたエクストラネットを使用してレポートを実行し、自らのオフィス用品の購入に関するデータを分析しています。1万人以上のCorporate Expressの顧客がこのオンラインサービスを利用していると予測されています。このオンラインサービスは、 Corporate Expressの受賞に輝いたEWAYインターネット発注サイトを介して利用できます。

Ryder:Ryder社のCIO,Kevin Bott氏は、ビジネスインテリインリジェンス賞で「MicroStrategy Individual Excellence」を受賞しました。Ryderのビジネスインテリジェンス環境では1万人のユーザをサポートしています。そして、毎週4万件以上のレポートを実行してRyderの従業員によるフリート管理と運送のサービス情報のモニターをサポートしています。MicroStrategyは、Ryder社のダッシュボードにおいてフリート管理サービスをサポートし、経営層に対してKPIと早期の警告情報を提供しています。Dedicated Contract Carriageのダッシュボードでは、経営層に対してドライバー、機材、 通勤、顧客満足度、そしてKPIが一目でわかる情報を提供しています。

CMP's Intelligent Enterprise によるMicroStrategyの評価と小売情報システムに関するニュース:

MicroStrategyは、高名な2008 Editors' Choice AwardでCMP's Intelligent Enterpriseに選ばれました。Intelligent Enterpriseの編集者は、 戦略的な目的を達成するにあたり、卓越したビジョン、技術革新、そして顧客指導力を提供している48社を選択しました。MicroStrategyは、その高度なテクノロジーとDynamic Enterprise Dashboards™が評価されてビジネスインテリジェンスの部門で「Company to Watch」 に選ばれました。 Intelligent Enterpriseは、MicroStreategyについて以下のようなコメントを発表しました。「最善のテクノロジーとは存在するのです。MicroStrategyの強みのひとつとして、ユーザフレンドリーでWeb2.0型の動画化されたダッシュボードが挙げられます。動的な線図やグラフを含む高度なビジュアリゼーションを実現した贅沢なナビゲーションを実行することで、データの洞察もより一層高められます」

MicroStrategyは、小売業者のトップソフトウエアのプロバイダの1社として Retail Info Systems (RIS) Newsにも評価されました。MicroStrategyは、 小売業者のトップ45のソフトウエアベンダーを明示するRIS 2007 Software LeaderBoardに指名されました。LeaderBoardは、 小売業者の評価を主体とした順位で小売業界に貢献しているソフトウエア企業を比較しています。MicroStrategyは総合で13位となっています。更に、MicroStrategyは、収益が10億米ドル以上の小売業者が奨励するソフトウエアベンダーを反映した Tier One リストで8位にランクしています。MicroStrategyは、小売業者の3つの最大の区分のうち2つの区分、つまり専門小売業とアパレル/履き物区分においてトップ10以内にランクされています。
 

用語解説

MicroStrategy Incorporatedについて

MicroStrategy は、1989 年に創立されたビジネス インテリジェンス(BI: business intelligence)技術のグローバル リーダーです。世界をリードする企業や機関が毎日のビジネスにおいてより適切な決断を下せるように、MicroStrategy はレポート、分析、モニタの各機能が統合されたソフトウェアを提供します。その高度な技術力、洗練された分析機能、データとユーザの両面における卓越したスケーラビリティによって、MicroStrategy は多くのお客様から選ばれています。MicroStrategy(Nasdaq:MSTR-News)に関する詳細は、www.microstrategy.com をご覧ください。

MicroStrategy、MicroStrategy Business Intelligence Platform、MicroStrategy 8、MicroStrategy Dynamic Enterprise Dashboards は、MicroStrategy Incorporated の米国および特定のその他の国における商標または登録商標です。ここで言及したその他の製品名および企業名は、それぞれの所持者の商標である場合があります。

本プレスリリースに含まれる発言の中には、「将来性を見込んだ発言」を構成する内容、つまり「信じる」「予測する」「推定する」「予期する」などその他類似する表現を含む将来的なビジネス見解の予測、または財務結果と発言を含んでいる場合があります。「将来性を見込んだ発言」は、MicroStrategy Incorporatedとその子会社の実際の結果に影響を与える可能性のあるリスクや不確実性を本質的に含んでいます。このような相違点の原因となる要素には以下が挙げられます。タイムリーにMicroStrategy8の幅広い顧客の支持を実行及び達成する企業の能力、製品の納品または十分なサービスのパフォーマンスで繰延歳入を認める企業の能力、市場における企業製品の継続的な支持、顕著な注文数の適時性、新製品を開発または出荷する上で遅延する企業の能力、新製品の市場による支持、競争力となる要素、一般的な経済状況、通貨変動、及び、その他証券取引委員会に登録される企業の登録届出書と定期報告書に詳述されるリスクこれらの「将来性を見込んだ」発言により、企業は本プレスリリースを発行した後の修正や変更をこれらの発言内容に反映する義務を約束しておりません。

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