Exaprotectとフォーティネットが戦略的アライアンスを発表

市場をリードするUTMとネットワーク管理ソリューションを融合し、複雑なネットワークのセキュリティ強化と管理の合理化を実現

フォーティネットジャパン合同会社

2008-04-01 11:00

ネットワークセキュリティ管理のリーダー企業ExaprotectとUnified Threat Management/統合脅威管理(以下、UTM)市場のリーディングベンダー、Fortinet<R>(本社:米国カリフォルニア州サニーベール、日本法人:フォーティネットジャパン株式会社、東京都港区、以下、フォーティネット)は本日、複雑なネットワーク環境を構築している大企業やサービスプロバイダ、政府機関に対して、堅牢なセキュリティとネットワークソリューションを提供するために、戦略的アライアンスを結んだことを発表しました。
このパートナーシップ締結により、Exaprotectとフォーティネット、そして両社のチャネルパートナーは顧客に対し、より効率的な管理をもたらし、セキュリティ脅威とリスクを軽減させる先進的なソリューションを提供します。そして、ユーザのネットワーク資産、とりわけ、地理的に離れたマルチベンダの大規模ネットワークの保護が可能になります。


ExaprotectのSolsoft Policy Server(特許取得済)はフォーティネットの主力製品であるFortiGate<TM> セキュリティアプライアンス製品ラインと統合され、大規模かつマルチベンダのネットワーク環境において、集中・統合化されたセキュリティポリシー管理を実現します。このソリューションは組織の運用コストの削減、導入および監視プロセスの合理化や、厳格なコンプライアンス要求にも対応できる重要情報が盛り込まれた監査レポートを自動提供できるように設計されています。加えてExaprotectとフォーティネットは共同で、広範囲に及ぶ相互運用テストを行い、顧客が円滑な導入を行えるようサポートします。


仏SFRの最高セキュリティ責任者であるピエール オーギュスト(Pierre Auguste)氏は次のように述べています。「当社は、ヨーロッパで有数の移動体通信事業者として、常にIT管理の向上と合理化に努めています。当社は既にExaprotect、フォーティネットそれぞれと有益なパートナーシップを結んでいます。今回の両社のパートナーシップにより、当社は効率性の向上をさらに期待できるとともに、自社のセキュリティ状態をより緊密にコントロールできるようになります」


このパートナーシップの一環として、Exaprotectはフォーティネットのグローバルアライアンスパートナープログラムに参加します。このプログラムは、ネットワーク機器製造業者、コンサルティング会社、サービスプロバイダ、国際的なシステムインテグレータ、その他のテクノロジー企業によるエコシステムで構成され、顧客を外部の脅威や内部のセキュリティ違反から保護するフォーティネットのUTMソリューションを補完および拡大するものです。世界中のネットワーク管理市場で大きな存在感を持つExaprotectは、事業を全世界へ拡大するという目標を掲げるフォーティネットにとって、 重要な役割を担っています。


フォーティネットの製品担当副社長、アンソニー ジェームズ(Anthony James)は次のように述べています。「このパートナーシップを通し、Exaprotectとフォーティネットは、複雑かつ、複数の企業の機器を使って構築されたネットワークにおける、容易なコントロール性と管理性を備えた頑強なセキュリティの実現を目指します。必要不可欠なネットワークセキュリティアプリケーションおよびサービスを、単一の高性能プラットフォームに統合するという当社のアプローチは、ネットワーク保護の複雑性の低減と、コストの削減を実現します。同様のポリシーコントロール機能を備えるExaprotectのSolsoft Policy Serverとの統合により、この二つは真に相互補完し合えるソリューションとなるでしょう。私たちは、難問を抱える企業のIT部門に対し、これまでよりはるかに容易かつ迅速で総合的なセキュリティ管理を提供します」


Exaprotectの事業開発担当副社長のフレデリック サンジョワニー(Frederic Saint-Joigny)は次のように述べています。「当社とフォーティネットの統合セキュリティソリューションとの相互運用性は、企業に幅広い選択肢を提供し、ネットワークセキュリティの包括的アプローチの簡素化および合理化をもたらします。フォーティネットによる最善の統合セキュリティソリューションと、Exaprotect Solsoft Policy Serverのポリシーとロールベースの管理機能により、顧客の運用効率は劇的に向上し、脅威に対するレスポンス時間の短縮とコンプライアンスへの対応が実現します」


Exaprotect Solsoft Policy Serverは、集中化されたグラフィックなセキュリティポリシー管理のプラットフォームを提供します。当製品は、分かりやすいドラッグアンドドロップ式のルールとオブジェクトを用い、ネットワーク脅威および攻撃に対する対応を加速します。この革新的なサーバにより、管理者はセキュリティポリシーの設計、導入、追跡ができ、すべてのネットワーク機器の管理やセキュリティイベントの変更を単一のインターフェースで行えます。この柔軟性は、大規模企業から中小企業まで、ネットワークの規模を問わずソリューションの導入を可能にします。また、セキュリティマネージャ、ネットワーク管理者、ITシステム監査人は、アクセスコントロール設定や機器変更履歴といったネットワークセキュリティポリシーの様々な側面について、Webベースの報告機能を介してレポートの作成ができます。


フォーティネットは独自のASIC技術により高速化されたセキュリティアプライアンスを提供しており、それらはセキュリティ強化とTCO(総所有コスト)の削減のために企業やサービスプロバイダで使われています。フォーティネットのソリューションは複数のレベルのセキュリティ保護(ファイアウォール、アンチウイルス、不正侵入防御、VPN、Webコンテンツフィルタリング、スパイウェア防止、アンチスパムなど)が統合されており、顧客をネットワークおよびコンテンツレベルの脅威から保護できるように設計されています。フォーティネットは、主力商品であるFortiGate<TM>製品ファミリーを通して、セキュリティアプリケーションおよびサービスの柔軟かつ拡張性の高いプラットフォームを提供しており、顧客は本社やデータセンター環境と同等の包括的な保護を、遠隔地においても展開および集中管理できます。


Exaprotectおよびフォーティネットは多数のアナリストから、業界全体にわたる高い評価を受けています。調査会社ガートナーによる、業界に特化したレポートのマジッククアドラントにおいて、Exaprotect、フォーティネットの両社は入賞経験を持っています。(2007年セキュリティ情報&イベント管理レポート-Security Information & Event Management (SIEM) report, 2007-)、(エンタープライズネットワークファイアウォールの2007年下半期マジッククアドラント-Enterprise Network Firewall Magic Quadrant, 2H07-)


●Exaprotect会社概要( (リンク ») )
Exaprotectは大規模かつ複雑なネットワークインフラを持つ企業、MSSP、政府機関に向けてセキュリティ管理ソリューションを提供する世界的なプロバイダです。同社のソリューションは、集中化したコンフィギュレーション管理、ログ収集・監視、およびイベント相関ソリューションによって、問題の判別と解決を迅速化するとともにセキュリティの実施に必要なコストを劇的に削減します。ベンダーに依存しないExaprotectのプラットフォームは、ネットワークインフラ構成の設計、導入、監視、監査を行うネットワークおよびセキュリティ担当チームの能率を大幅に向上します。同社のソリューションはビジネスポリシーと特定のコンフィギュレーションとの間の関連性を自動的に確立し、企業がPCI-DSS、SOX、ITIL、ISO 27001といった標準や法規制遵守のための要件に直接適合できるようにするとともに、IT環境のセキュリティレベルを向上し、外部の脅威や内部のセキュリティ違反からの保護を即座に行います。Exaprotectは米国カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置く非上場企業で、全世界に7ヶ所の事業所を展開しています。


※フォーティネットの名称はFortinet,Inc.の登録商標です。Fortinet、FortiGate、FortiOS、FortiAnalyzer、FortiASIC、FortiAnalyzer、FortiCare、FortiManager、FortiWiFi、FortiGuard、FortiClient、およびFortiReporterはFortinetCorporationの米国およびその他の国における登録商標です。その他製品名などはそれぞれ各社の登録商標です。

用語解説

フォーティネット会社概要 ( (リンク ») )
フォーティネットは複合脅威に対応するASICベースのUTMシステムを提供するリーディングベンダーです。フォーティネットのセキュリティシステムは、セキュリティ性を高めるとともにトータルコストを下げることから、多くの企業やサービスプロバイダなどに利用されています。フォーティネットが提供するソリューションは初めから様々なセキュリティプロテクション(ファイアウォールや、アンチウイルス、侵入防御、VPN、アンチスパイウェア、アンチスパムなど)を統合するために作られており、ネットワークおよびコンテンツレベルの脅威から顧客を守るよう設計されています。カスタムASICと統合型インターフェースに優れたフォーティネットのソリューションはリモートオフィスから筐体ベースのソリューションに至るまで、統合管理 報告で優れたセキュリティ機能を提供します。フォーティネットのソリューションはこれまで様々な賞を世界中で受賞しており、ICSAから6種類の認定(ファイアウォール、アンチウイルス、IPSec、SSL、IPS、アンチスパイウェア)を受けた唯一のセキュリティ製品です。フォーティネットはカリフォルニア州サニーベールに本社を置く非上場企業です。

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]