PTCがSHAREPOINT(R)をベースにした製品開発用の新ソリューション WINDCHILL(R) PRODUCTPOINT(TM)を発表

PLMのリーディングベンダーがユビキタス・コラボレーション・プラットフォームにマルチCADデータ管理機能および3次元ビジュアライゼーション機能を追加し、製品情報の活用を拡大

PTCジャパン株式会社

2008-06-03 12:30

【2008年6月3日】PTC(本社:米国マサチューセッツ州、Nasdaq: PMTC、社長兼CEO:リチャード・ハリソン)は、6月2日(米国時間)、製品開発情報の取り込み、処理、および共有を行う新ソリューションWindchill ProductPointを発表しました。
「Microsoft Office SharePoint Server 2007の販売数は今年で1億ライセンスを超えました。 PTCはこれを契機に、SharePointプラットフォームおよび .NETフレームワークを基盤としたWindchill ProductPoint を開発しました。Windchill ProductPointはSharePointのコラボレーション機能を拡張し、製品開発企業が、構造化された製品コンテンツを複数のCADフォーマットで管理・共有できるようにする製品です。Windchill ProductPointの開発を通してマイクロソフト コーポレーションとPTCは深い関係を築き上げ、今後さらにパートナーシップが深まることを期待しています。」と、マイクロソフト コーポレーションのワールドワイド インダストリー ストラテジー部門 バイスプレジデントであるブライアン・スコット(Brian J. Scott)氏は述べています。

Windchill ProductPointにより、SharePointは製品開発の分野でも利用されることになります。マイクロソフト コーポレーションのコラボレーション技術インフラであるWindows SharePoint ServicesはOfficeアプリケーションのバックボーンとして、多くの製造企業に広く普及しており、主にドキュメントの共有や管理で使用されています。PTCはWindchill ProductPointを使ってSharePointにCADデータを理解させることにより、SharePointの利用範囲を広げ、さまざまな製品開発チームで活用できるようにしました。OEMやサプライヤーに対しては、今後リリースするWindchill ProductPointで他のWindchillベースシステムとの情報共有もサポートする予定です。中小の製造企業に対してはWindchill ProductPointだけでも製品データの保護や共有に必要な機能が充分に提供できる場合もあります。Windchill ProductPointはあらゆる規模の企業にメリットをもたらします。小さな企業では製品ライフサイクル管理(PLM)への理想的な足掛かりとなり、また大企業ではSharePoint戦略で製品開発システムをより大規模なユーザーコミュニティへと拡大できます。

Windchill ProductPointの主な機能と利点は以下の通りです。

機能
• マルチCAD SharePointサービスにより、Pro/ENGINEERデータおよびその他のCADファイルフォーマット、構造、および相互関係を管理する基本機能を提供します。
• ProductView(TM)サービスにより、3次元サムネイル、軽量の製品ビューデータ、ウェブベースツールによる製品のマークアップといったビジュアルインタラクションを実現します。
• ファイル依存関係のビジュアルなナビゲーションおよび問い合わせ機能。
• Windchill PortletsによりWindchill情報(タスクリストなど)を使い慣れたSharePointポータル のかたちでユーザーに提示します。
• Windchill PLM Connectorにより、Windchillベースシステム間のCADデータ共有を実現し、顧客またはサプライヤーのコラボレーションや社内の部門間コラボレーションをサポートします。

利点
• 幅広い製品開発チームの技術コンテンツにアクセスすることで、効率のアップとコラボレーションの改善が図れます。
• 使い慣れたMicrosoft環境を使用しているため、習得が非常に簡単です(最小の学習カーブ)。
• バージョン管理によりネットワークドライブをベースとした保管システムとFTPサイトを活用でき、コンカレントエンジニアリングを効果的に実行できます。
• SharePointには簡単かつ迅速に実装できるという特性があります。また既に導入済みのSharePointにも実装できます。
• Windchill ProductPointはMicrosoft Serverソリューションに組み込まれたWindows SharePoint Servicesのインフラストラクチャを利用するため、総所有コストを低く抑えることができます。
• 柔軟性と拡張性を備え、一体で機能するよう設計されたPTCソリューションの一部として、Windchill ProductPointは製品開発の成功に必要な機能を備えています。

PTC上級副社長兼最高製品責任者であるジェームス(ジム)・ヘプルマン(James Heppelmann)は、「Windchill ProductPointによりMicrosoft SharePointの機能が強化され、製品開発チームはCADやその他のエンジニアリングアプリーションで作成し構造化された製品開発情報を管理・共有することができます。Windchill ProductPointはSharePointの製品開発機能を大幅に向上させます。この新しいソリューションは中小企業にとって製品ライフサイクル管理(PLM)導入への良いステップとなるでしょう。また大企業にとっては現在使用する製品開発システムが自然に拡張されることになります。Windchill ProductPointは、PTCがあらゆる企業の製品開発プロセスを最適化する拡張性の高いソリューションの提供に尽力していることを明確に示す製品です」と述べています。

Windchill ProductPointの発売時期について
Windchill ProductPointは、2008年6月2日PTC/USER World Eventにて製品発表およびデモを行い、2008年の第4四半期に発売を開始する予定です。*
*製品のリリース時期、製品内容および機能は予告なしに変更する場合があります。

Windchill ProductPointの詳細については以下のWebサイトをご覧ください。
(リンク »)

また以下URLにてWindchill ProductPointの画像データを参照できます。

Pro/ENGINEERデータのリスト表示
(リンク »)

Windowsライクなフォルダ表示
(リンク »)

複数のトップアセンブリのリスト表示(拡大)
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複数のトップアセンブリのリスト表示(全体)
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共通部品ライブラリ
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検索結果の表示
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PTCについて
米国マサチューセッツ州に本社を置くPTC(Nasdaq: PMTC)は、製品ライフサイクル管理(PLM)、コンテンツ管理、エンタープライズ・パブリッシングの各ソフトウェア・ソリューションを世界50,000社以上の企業に提供しており、その中には製造、出版、サービス、官公庁そしてライフサイエンスなどの産業分野の革新的な企業が含まれます。PTCの株式はNASDAQ市場に公開されており、S&P Midcap 400とRussell 2000の両指標に含まれています。

PTCジャパンについて
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区、社長:井上 公夫)。コラボレーション環境に対応した機械系高機能3次元CAD/CAM/CAE「Pro/ENGINEER」、PLMソリューション製品群「Windchill」、エンタープライズ・パブリッシング・ソリューション「Arbortext」を販売、併せて製品開発業務プロセス改革コンサルティング・製品教育サービスを提供。1992年3月設立。国内4事業拠点。
Webサイト: (リンク »)

*PTCの社名、ロゴマークおよびProductPoint、Pro/ENGINEER、Windchill、Arbortext などすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。
Microsoft、Windows、SharePointは、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。その他、記載されている会社名、製品名は、各社 の登録商標または商標です。

以上
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