PTC、ビジュアル・コラボレーション・ソフトウェアのPRODUCTVIEW(TM)により一体化された拡張可能な次世代ビジュアリゼーション・プラットフォームを実現

ProductView 9.1により10倍のパフォーマンス向上と異機種CAD対応機能を提供

PTCジャパン株式会社

2008-06-03 12:30

【2008年6月3日】PTC(本社:米国マサチューセッツ州、Nasdaq: PMTC、社長兼CEO:リチャード・ハリソン)は、6月2日(米国時間)、PTCのビジュアル・コラボレーション・ソフトウェアの最新バージョンであるProductView 9.1を発表しました。飛躍的なパフォーマンスの向上、直感的なユーザーインタフェース、独自のMCAD-ECADコラボレーション機能などによりビジュアル・コラボレーションの需要に応え、導入の際には他のアプリケーションやカスタマイズを必要としません。単体で拡張可能なビジュアル・コラボレーション・プラットフォームを提供しているのはPTCだけであり、同社の製品開発システム(PDS)を更に幅広いものにしています。ProductView 9.1により製造業者は製品に対するより深い理解が得られ、意思決定のスピードが向上し、新製品の市場投入時間が短縮されます。
製品開発は非常に視覚的な活動であり、各役割に応じて必要とされる様々な形式や複雑度の視覚的情報に対応するため、複数のアプリケーションを使わなければならないということがよくあります。PTCのProductView 9.1は拡張性が非常に高いビジュアル・コラボレーション・プラットフォームでこの課題を改善し、簡易表示から何百万パーツにもおよぶ大規模デジタルモックアップによるインタラクティブな設計検証まで対応します。ProductView 9.1の拡張性により、これまで不可能であった大量のビューデータの読み込みが可能となり、最上級のパフォーマンスにより全体的な生産性が向上し、既存ハードウェアの投資に対する最大の価値を生み出すことが可能です。

更に今回のリリースにより、ProductView 9.1製品群はProSTEP IDX(Interdomain Design Exchange)規格に業界で初めて対応しました。これによりPTCは、設計変更を機構領域と電気領域間で双方向に伝達する規格に準拠する初めてのMCADプロバイダとなります。設計変更による部門間の影響を事前に評価し、コストのかかる問題の発生を回避することが可能となります。

ProductView 9.1製品群の主要コンポーネントであるProductView MCAD Professionalは次のような新機能や使い勝手の向上を提供します。

• Microsoft(R) Office 2007のユーザーインタフェースに合わせた直感的なタスクベースの新しいユーザーインタフェース
• 独自の三次元サムネール機能を用いて階層化された視覚的ナビゲーション
• 自動最適化機能およびファイル圧縮機能により負荷や用途に応じた迅速な情報のアクセスが実現
• マルチスレッド処理対応により、最新のマルチコアCPUを最大に活用し優れたパフォーマンスを提供
• 強化された空間近似とメタデータのクエリにより双方向のリアルタイム・グラフィックレポートを提供し、視覚的な複雑さを低減
• 計測と検証に有効なジオメトリの作成、再利用、管理が向上
• 注記付きモデルへの対応強化、Pro/ENGINEER からビューマネージャへのアクセスなど、モデルの関連性を視覚化
• 大規模デジタルモックアップ(パーツ数100万以上、ポリゴン数10億以上)に対応する64ビットサポートのオプション
• 展開ビューを迅速に作成するスマートツール
• ProductViewをウェブやJava、Microsoft Officeアプリケーションへ組み込むツールキットのオプション

「非常に拡張性の高いPTCのProductView 9.1は大規模な三次元モデルを開くまたは表示する際に最大のパフォーマンスを発揮します。また新しいユーザーインタフェースにより多くの作業が容易になり、更に多くの機能や性能が提供されました。このリリースにより、PTCはビジュアル・コラボレーション・ソフトウェアのプロバイダとして最先端の地位を確立しました。」とプラグパワー社のPLMプログラム・マネージャであるジェフ・ゼムスキー(Jeff Zemsky)氏は述べています。

「この一年の間、PTCではビジュアル・コラボレーション向けの包括的なプラットフォームを提供するためにDivision(R) とInterComm(R) 製品をProductViewの傘下に入れるという統合を行いました。デジタル開発アクティビティは統合的な視覚的表示や操作が必要となりますが、ProductView 9.1はこれを実現し、PTCのビジョンを実現する非常に画期的な製品です。新しいProductView MCAD Professionalソリューションを導入することにより、ユーザーは製品に対するより深い理解と意思決定スピードの向上という、製品開発プロセスの最適化に重要な2つの側面を向上させることが可能となります」とPTC上級副社長兼最高製品責任者であるジェームス(ジム)・ヘプルマン(James Heppelmann)は述べています。

ProductView 9.1及びProductView MCAD Professional Product の発売について
ProductView 9.1 及び ProductView MCAD Professional は2008年9月に発売予定です。製品リリースの時期はその機能を含み、PTCの判断により変更することがあります。


以下URLにてPTC ProductView 9.1画像データをご参照ください。

ProductView 9.1 Image - Boeing社提供
(リンク »)


PTCについて
米国マサチューセッツ州に本社を置くPTC(Nasdaq: PMTC)は、製品ライフサイクル管理(PLM)、コンテンツ管理、エンタープライズ・パブリッシングの各ソフトウェア・ソリューションを世界50,000社以上の企業に提供しており、その中には製造、出版、サービス、官公庁そしてライフサイエンスなどの産業分野の革新的な企業が含まれます。PTCの株式はNASDAQ市場に公開されており、S&P Midcap 400とRussell 2000の両指標に含まれています。

PTCジャパンについて
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区、社長:井上 公夫)。コラボレーション環境に対応した機械系高機能3次元CAD/CAM/CAE「Pro/ENGINEER」、PLMソリューション製品群「Windchill」、エンタープライズ・パブリッシング・ソリューション「Arbortext」を販売、併せて製品開発業務プロセス改革コンサルティング・製品教育サービスを提供。1992年3月設立。国内4事業拠点。Webサイト: (リンク »)


*PTCの社名、ロゴマークおよびProductView、Pro/ENGINEER、Windchill、Arbortext などすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録です。
その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

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