代表取締役:上辻敏之)は、Adobe AIR(Adobe Integrated Runtime)を使った遠
隔ファイル編集システム『Web私書箱』を開発。昨年11月30日よりβ版運用サービスを
提供していましたが、この度、AIRの正式日本語版がリリースされたことに伴い、『Web
私書箱』サービスのご提供を7月15日より正式に開始いたします。
【Web私書箱について】
『Web私書箱』は、デスクトップからドラッグ&ドロップでファイルを保管することができる
Adobe AIRアプリケーションです。
『Web私書箱』に保存されたファイルは、メディアで持ち運んだりメールに添付すること
なく、再度『Web私書箱』にアクセスして遠隔編集することができます。『Web私書箱』
を使うことにより、ファイルを保存したメディアの紛失・盗難による個人情報の流出や、自
宅コンピュータのファイル共有ソフトからの情報流出を防ぐことができます。
『Web私書箱』に保存されたデータにアクセスするには、USBメモリー鍵とパスワードで
2重ロック解除が必要なため、不正アクセス流出も軽減するセキュアなシステムです。
※Adobe AIR(Adobe Integrated Runtime)とは、Adobe Systemsによって開発
された、デスクトップRIA(リッチインターネットアプリケーション)を実現するランタイムです。
【開発の経緯】
開発当初は個人情報等重要機密情報の流出と、その影響が企業経営にもたらすリスク
が増大する中で、職場から情報を持ち出すリスクを低減したいとの思いから開発を進めて
まいりました。
昨年秋に公開された『Web私書箱』β版は、これまでにキー・ポイントがオンライン・ストレ
ージ・システムの開発で培ったノウハウとAdobe AIRという組み合わせによって、高度
なセキュリティを伴い、データの流出・漏えいを防止するシステムを実現しました。
『Web私書箱』β版のリリースと同時に、当初想定していた情報流出へのセキュリティに
重点を置いたシステムとしての活用とともに、自宅や出先での遠隔地でファイルが編集
できることから、今後の大流行が懸念される新型インフルエンザ発生時の自宅待機など
の場合でも、自宅にいながら業務を進めることができる、災害時にも備えられるシステム
としてご利用いただいたユーザから認識をいただくようになりました。
中小企業をはじめ、大小さまざまな団体や個人の皆様に、日頃の情報セキュリティ対策
としてお使いいただくとともに、万が一の場合も事業継続に備えられるシステムを実現し、
リリースいたします。
今後も『Web私書箱』をはじめ、ビジネスをWebで支援するリーディングカンパニーを目
指すべく、キー・ポイントは安定したサービス提供と新製品の開発に注力してまいります。
【Web私書箱の特徴】
■電子ファイルデータの社外利用・編集を安全に行えます(情報流出・漏えい防止)
『Web私書箱』は、電子ファイルをノートPCやUSBメモリー等に保存せず、社外での閲覧
や編集が行えるので、ノートPC等携行品の盗難・紛失に伴う情報漏えいを防止し、安全
で信頼されるビジネスを支援します。
■災害等での自宅待機時にも、自宅から作業を行い事業を継続できます(事業継続支援)
『Web私書箱』は、今後懸念される新型インフルエンザの大流行に伴う自宅待機時や、災
害等の事情で出社が困難な場合でも、自宅での作業を安全に実現し、事業継続活動を支
えます。万が一の場合には、在宅ワーク環境として活用していただけます。
※新型インフルエンザについては、厚生労働省ホームーページ「新型インフルエンザ対策
関連情報」に詳細が記載されています。
■使い方は簡単、直感的に操作できるインターフェースです(導入後教育負担の軽減)
『Web私書箱』は、ドラッグ&ドロップで簡単に操作でき、すぐに使い始められます。
【導入について】
・サーバライセンスでのご提供です。
・ライセンス費用はお問い合わせください。
・ASP版での提供は、ご相談に応じますので、お気軽にお尋ね下さい。
用語解説
※Adobe AIR(Adobe Integrated Runtime)
Adobe Systemsによって開発された、デスクトップRIA(リッチインターネットアプリケー
ション)を実現するランタイムです。
※新型インフルエンザ
厚生労働省ホームーページ「新型インフルエンザ対策関連情報」に詳細が記載されてい
ます。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。