損保ジャパン、全社的な情報の共有や活用に アクセラテクノロジのエンタープライズサーチ、Accela BizSearchを採用

アクセラテクノロジ株式会社

2008-07-23 00:00

アクセラテクノロジ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:進藤達也)は、株式会社損害保険ジャパン(以下、損保ジャパン)様でアクセラテクノロジのエンタープライズサーチ、Accela BizSearch®(アクセラビズサーチ)が採用されたことを本日発表いたします。
アクセラテクノロジ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:進藤達也)は、株式会社損害保険ジャパン(以下、損保ジャパン)様でアクセラテクノロジのエンタープライズサーチ、Accela BizSearch(アクセラビズサーチ)が採用されたことを本日発表いたします。

導入の背景
損保ジャパン様は、目指す企業像として、「リスクと資産形成に関する総合サービスグループ」の実現を掲げておられます。そのビジネス理念を支え、高いお客様価値を提供するうえで「業務の現場力アップ」を重視されています。 業務の現場で迅速かつ適切な対応を行うために必要な情報武装として、1万5,000人、グループ企業を含めた全社では2万5,000人の方々を対象にIBMのグループウェアLotus Notes/Dominoが導入されています。そこには、通達、ニュース、部店の掲示板、マニュアル、FAQ、営業やサポートの好事例集、ツール類、帳票集などが格納され、全社的な業務の効率化や生産性向上に役立っています。このようにグループウェアが浸透し活用される中で、次のような課題が見えてきました。   

部門や営業店にまたがる蓄積情報の活用
現在1,500以上のノーツデータベースが運用され、そこに6万文書を超える業務文書が蓄積されています。しかしながら、どのノーツデータベースにどんな情報が格納されているかが分からなかったり、検索機能が使いづらいといった問題がありました。そのため、他営業店の事例を調べるといった全社横断的なノウハウ活用が困難でした。


Dominoサーバーに朝集中する負荷の低減
お客様に出向く前に、最新の通達やニュースをチェックしたり、お客様からの宿題になっていた事項を調べたりするために、朝のある時間帯に情報アクセスが集中することがわかってきました。特に、調べ事に必要な検索機能はDominoサーバーに負荷をかけ、レスポンスを悪くし業務効率を低下させる事態が懸念されました。

導入の効果とAccela BizSearch採用決定の要因
このような課題を踏まえ、損保ジャパン様ではLotus Notes/Dominoを基盤とした既存の情報系システムを情報の共有や活用の観点からさらに強化することを目的として、「ナレッジマネジメントシステム」の構築検討に着手し、本取り組みの一環として、エンタープライズサーチAccela BizSearchを導入することを決定しました。基本計画策定のコンサルティングから開発・導入は、金融機関を始めとして多くのエンタープライズサーチ導入の実績を持つみずほ情報総研株式会社が担当し、蓄積された膨大な情報へアクセスするための「企業内検索ポータル」としてLotus Notes/DominoにAccela BizSearchを外付けすることで、検索性とレスポンス速度を飛躍的に向上させました。何らかの問題に突き当たった時、目の前の問題に関するキーワードをいくつか入力するだけで、状況に合った答えを得ることができ、業務の現場で一人ひとりが自力で課題を解決できるようになりました。現在1日平均1万件のアクセスがあり、「知りたいことが30秒以内で見つけられる」、「代理店と電話しながら検索できるので便利」など、ユーザー部門から高く評価されています。

今回、採用の決め手となったのは以下の2点です。
1つめは「アクセス権限を反映したノーツデータベース横断検索」で実績豊富な点です。インターネット検索と企業内検索の大きな違いは情報のセキュリティに対する対応方法の違いです。広く公開されたインターネット上の情報とは異なり、企業内では、職位や部門などそれぞれの立場に応じて、情報へのアクセス権限が設定されています。Accela BizSearchではLotus Notes/Dominoが定義するデータベース単位/文書単位、個人単位/グループ単位など各種パターンのアクセス権限にマッチしたコンテンツのみを、店舗や部門にまたがる1,500以上のノーツデータベースから横断的に検索できることが評価されました。

2つめは「完全外付けで検索性能強化」が可能な点です。全社的な基幹システムとして運用されているLotus Notes/Domino本体に変更を加えること無く、外付けで構築できることは、設定変更に起因する機能不全といった運用停止を引き起こすリスクが避けられます。さらに、朝などに集中する検索要求は全て外付けされたAccela BizSearchが処理することで、Dominoサーバー側には検索処理の負荷をかけないため、他の業務処理を圧迫することなく高速なレスポンスが得られる点が評価されました。

◇アクセラテクノロジ株式会社概要
アクセラテクノロジ株式会社は、2001年に富士通株式会社のスーパーコンピュータグループのメンバーが母体となり設立され、世界トップレベルの高性能検索ソフトウェア「Accela BizSearch」とプロフェッショナルサービスにより、ミッションクリティカルな企業向け検索ソリューションを提供しています。「Accela BizSearch」は国内企業1,220サーバ(2008年3月現在)の導入実績を持ちます。

用語解説

※Accela BizSearchは、アクセラテクノロジ株式会社の登録商標です。一般に記載の会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。

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