ソフトサービスとの関係強化によりオブジェクティブインターフェースシステムズ社が日本国内の体制強化

ソフトサービスがOISのCORBAソリューションを日本国内のロボティクス、産業機器OEMなどへ提供

Objective Interface Systems

2008-09-16 09:00

2008年9月16日 東京 - 高性能ミッションクリティカルシステム向けの組込みリアルタイム通信ミドルウエアの提供元であるオブジェクティブインターフェースシステムズ社(以下 OIS社)が日本国内代理店であるソフトサービス社との関係を強化し、日本国内における体制の強化を発表した。
ソフトサービスはOIS社のORBexpress 通信ミドルウエアソリューションの完全な開発スイートを日本のソフトウエア市場に提供する。ORBexpressは信頼性の高い通信を複雑な組込みシステムにおいて容易に実現する高性能且つ極小フットプリントのCommon Object Request Broker Architecture(CORBA)製品を提供する。

サービスロボット、ホームロボット、産業用ロボットなどのシステムは複雑な画像、音声、センサーなどのプログラムやデータを瞬時に処理することのできる高性能、極小フットプリントの分散通信アーキテクチャの一例である。 これらのシステムには安全な通信も同時に要求される。

複雑なシステムと協調する場合、ロボティクスやオートメーションの市場において多用なシステム間の通信の実現や開発期間の削減を目的としてCORBAというアーキテクチャは一般的に使用されている。 ロボティクスやオートメーションシステムにおける最高のスループットを提供するとともにORBexpress は最高レベルの安全なセキュリティの仕組みを提供する。  これは自律式のオペレーションが必須とされる次世代ロボットなどのミッションクリティカルアプリケーションのみならず、自動車生産ラインオートメーションなどのセーフティクリティカルアプリケーションにおいても有効な手段である。
このOISとの関係強化を通して、ソフトサービスはORBexpress の販売のみならず関連サービスやサポートの提供を実施する。

「OISとソフトサービスのパートナーシップはORBexpress の確立された製品提供とサポートチャンネルを提供します。 これにより、世界中のミッションクリティカルシステムでの実績を持つ通信ミドルウエアを用いることによる開発工程の削減を実現しながら、より強固で信頼性の高い製品の容易な開発を実現します。ORBexpressはソフトウエア無線機、航空システム、核融合システムなどミッションクリティカルを要求される多くのアプリケーションで採用されています。我々はソフトサービスとのパートナーシップに大きな喜びを感じ、長期間の有益な関係を強く望んでいます。」とOIS社上級副社長のジョー・ジェイコブは述べている。
また、ソフトサービス社長 野見山章は次のように述べている。「OISは最高レベルの性能を保ちつつ、分散ソフトウエアアプリケーション開発をシンプルにすることによって世界中の企業の開発の手助けを行ってきました。 業界をリードするORBexpressを採用することによって当社のお客様はスケーラブルで効果的且つ堅牢な組込みアプリケーション開発が可能になります。 OISとのパートナーシップは無上の喜びです。」

ORBexpressについて
ORBexpress は高速で小さなフットプリントを要求されながらも、システムエラーを許容できない通信インフラのいかなるシステムにも使用することができる。
ORBexpressシリーズ製品構成は以下の通り;
- ORBexpress RT:分散環境上のリアルタイム通信を可能にするリアルタイムCORBAとOMGの最新仕様であるCORBA/e をサポート
- ORBexpress DSP :DSP上での実装を可能にするCORBA製品
- ORBexpress FPGA:FPGAをターゲットとする軽量CORBAのHW実装

世界中で、よりフレキシブルで容易なアップデートが可能な製品開発のためにORBexpress 通信インフラストラクチャが採用されてきた。ORBexpress はミッションクリティカルな航空システム、ロボティクス、MRIシステム、核融合システム、ソフトウエア無線機などの多用なシステム上で採用されている。ORBexpress はC++, Java、Adaなどの開発言語をサポートし、第三者機関のベンチマークテストにおいて、最小で最速のORB製品であることが実証されている。

OISについて
オブジェクティブインターフェースシステムズ(Objective Interface Systems - OIS) は高性能組込みリアルタイム通信ミドルウエアソリューションをリードする企業である。OISは高性能CORBA製品であるORBexpress、Multiple Independent Levels of Safety/Security (MILS)アーキテクチャを基礎とするセキュリティ通信ミドルウエア開発ツールであるPCSexpressなどの製品を提供している。 これら製品を使用することにより、コンシューマエレクトロニクス、ロボティクス、交通管制、プロセスコントロール、産業オートメーション、データ通信、医療機器、テレコミュニケーション、航空宇宙防衛などの高性能システムの要求に対応することが可能になる。ORBexpress及びOIS製品に関する詳細はwww.ois.com または www.soft-service.co.jpへ。

ソフトサービスについて
1986年に設立された株式会社ソフトサービスは、ロボティクス、産業用制御システム、プロセスコントロール、その他市場向けソフトウエアのリーディング企業である。ソフトサービスはISO9001、ISO IEC27001などの認証を受けており、本社は福岡市、支社及び営業所を横浜市、大阪市、北九州市に構える。ORBexpress, 及びソフトサービスに関する詳細はwww.soft-service.co.jp 及び www.soft-service.co.jp/product/orb/index.html まで。

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ORBexpress is a registered trademark and PCSexpress and Objective Interface are trademarks of Objective Interface Systems, Inc. All other trademarks are the property of their respective owners.

本プレスリリースに関する問い合わせ先
OIS 東京事務所
宮本 裕一
電話:03-5623-2112
Email: yuichi.miyamoto@ois.com

VETRANO COMMUNICATIONS
Maria Vetrano
Phone: +617/876-2770
Email: releases@vetrano.com
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