(イベント告知用Webサイト: (リンク ») )
1.パネルディスカッション
「NeoCoreサミット2008」のパネルディスカッションは、「XMLは本当に使えるのか?」をテーマに、4名のパネリスト(インフォテリア株式会社の平野洋一郎氏、株式会社東京証券取引所上場部の吉田幸司氏、マイクロトソフト株式会社システムテクノロジー統括本部の佐藤邦久氏、株式会社モディファイの小川浩氏。モデレーター:株式会社サイバーテック代表取締役 橋元賢次)が登壇し、以下の流れで進められました。
1.XMLが実際に使われているシーンについて
2.XMLが使われることによる価値について
3.XMLが生み出す価値の将来性について
事前アンケートでは、42%が「パネルディスカッションを聞きたい」と回答、XMLおよびXMLデータベースの将来性に関心を持つ層が多いことが分かりました。
2.ユーザ事例セミナー&インタビュー
第2部は、XMLおよびXMLデータベースを業務で活用しているユーザと構築を担当したベンダー企業を招いての事例紹介とインタビューを行いました。通常の事例紹介と違い、XMLデータベースの良い点や苦労した点などの生の声が聞けた、という点が来場者の注目を集めました。
【ユーザ事例紹介1:ドキュメント管理】
ユーザ企業 :株式会社クリエイティブ三創
パートナー企業 :株式会社日本ユニテック
【ユーザ事例紹介2:Webコンテンツ管理】
ユーザ企業 :千代田アドバンスト・ソリューションズ株式会社
パートナー企業 :株式会社ディーネット
3.来場者プロフィールと来場目的
来場者の半数はエンドユーザでした。エンドユーザの現場の方が、XMLおよびXMLデータベースの動向やユーザ事例に興味を示していることが分かりました。
来場目的は、「提案のための情報収集」「XMLやXMLデータベースへの興味」「ソリューションへの興味」「パネルディスカッション」「ユーザ事例」がほぼ同じ割合でした。
来場者アンケートで最も印象に残った内容として、「XMLによりインターネット全体がデータベース化し、Googleも不要になる?」が挙げられました。従来までは「揮発型」だったXMLが、これからは「蓄積型」に変わっていくことで、インターネット上のデータベースを構成するデータフォーマットになり得るのではないか、という点に、来場者の注目が集まり、アンケートでは「アイデアがかき立てられた」「XMLおよびXMLデータベースの将来性を感じた」というコメントが多数寄せられました。
サイバーテックでは、今後も継続的にXMLおよびXMLデータベースの普及啓蒙とビジネス拡大に向けたセミナーやイベントを積極的に展開する予定です。本イベントの詳細や詳しいアンケート結果については、下記サイバーテックのWebサイトで公開します。
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商品名称等に関する表示、記載している会社名・製品名は各社の商標または登録商標です。
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社サイバーテック 社長室 広報担当:中村
メール:nakamura@cybertech.co.jp TEL:03-5577-8000 FAX:03-5577-8002
<株式会社サイバーテックについて>
株式会社サイバーテックは、1998年に設立されました。コンテンツ管理(CMS)・文書管理・ドキュメント管理や、複雑なデータの管理に適しているXMLデータベースソフトウェア「NeoCoreXMS」(国内トップシェア)、「Cyber Luxeon」の2製品の提供をはじめ、各種業界向けプロダクトの提供や受託開発を実施いたしております。2006年には、フィリピン・セブ島にオフショア開発センターを設立しました。
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<XMLデータベースについて>
XMLデータベース(XMLDB)は、ネイティブXMLデータベース(NXDB)とも称されます。XMLドキュメントをそのままの形で格納し, 利用することによって、従来のRDBで必要とされた、複雑なマッピング処理が不要になり, やわらかい情報管理を実現しながら、高いパフォーマンスを保つことが可能です。
RDBを機能拡張し、単にデータタイプの一つとしてXMLが扱える「ハイブリッド型データベース」に関しては、やはりベースとなる設計思想がテーブル型のアーキテクチャを持っています。したがって、「複雑なXMLデータを格納する」「一度格納したデータを更新する」「項目を追加する」といった処理は、XMLデータベースと比較すると、パフォーマンス面で圧倒的に劣ります(約50倍~100倍)。
また、XMLデータベース・RDBともXMLネイティブ検索を実施する際はXqueryが必要となってきますが、実際にクエリー文を書く際にも、XMLデータベースではXquery構文のみで済むのに対して、RDBでは従来のSQLにXqueryを追加する形となり、クエリー文も膨大な量になるため、「ハイブリッド型データベース」でXML}をハンドリングすると、システムメンテナンスコストは逆に増大する傾向にあります。
その他、XMLデータベースに関する様々な情報は、XMLDB.JP( (リンク ») )をご覧ください。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。