「ビジネス・パーソンが選ぶベンチャー企業Webサイト200選」―ベンチャー企業Webサイト有効性調査―

IDマーケティングサービス株式会社

From: valuepress

2008-12-01 13:00

 プレスリリース                 発信日 2008/12/1
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   「ビジネス・パーソンが選ぶベンチャー企業Webサイト200選」
        ―ベンチャー企業Webサイト有効性調査―

           第1位は株式会社コネクティ

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当プレスリリース資料(無料)はご自由にご利用頂くことができます。
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 IDマーケティングサービス株式会社(代表取締役:伊藤昌美、本社:東京都品川区)は、創業5年以内の企業のWebサイトを対象としたマーケティング・ツールとしての有効性調査を実施し、その結果、選ばれた200社のWebサイトを発表した。

 当調査は、創業5年以内で企業向けに製品・サービスを提供する企業のWebサイトを対象として、マーケティング・ツールとしての有効性に関する調査を2008年10月にアンケート式郵送調査により実施し、全国の経営者と会社員の総計17,858人から回答を得た。なお、回答者自身に関連のある製品・サービスを提供する企業のWebサイトだけに絞って回答を得ているため、1つのWebサイトについての回答者数は平均で69人となっている。
 対象とするWebサイトは、事前に調査した過去に閲覧したことがあるWebサイト又は取引経験のある企業のWebサイトで、924社のWebサイトがノミネートされ、 そのうち、有効性スコアの上位200社のWebサイトを「ビジネス・パーソンが選ぶベンチャー企業Webサイト200選」として発表。
 *回答者数が総計の10%にあたる1,786人に満たなかった企業のWebサイトは除外

 その結果、有効性スコアが最も高く200選の第1位に選ばれたWebサイトは、株式会社コネクティ(東京都品川区、URL: (リンク ») )となった。
 有効性スコアの基準となるWebサイトのマーケティング・ツールとしての有効性は、6ファクターで構成されており、ファクター別の第1位は「ブランド理解」と「優位性」では総合(有効性スコア)で第1位である株式会社コネクティとなっており、「フィーリング」では株式会社ゼネラルリンク、「信頼性」では株式会社アカウンタックス、「希少性・斬新さ」ではアップフロンティア株式会社、「購買/取引意欲」ではw2ソリューション株式会社となっている。
 「購買/取引意欲」を除く5ファクターについて、Webサイトを閲覧して問い合わせする上で「最も重視するファクター」に関する回答では、「希少性・斬新さ」が27.4%で最も高くなっており、 続いて「優位性」24.5%、「信頼性」23.0%、「ブランド理解」15.8%、「フィーリング」9.3%となっている。しかし、 各ファクターの平均ポイントでは、「希少性・斬新さ」が最も低く、ビジネス・モデルを体現するWebサイトから見る限り、一時期のITベンチャーブームと比べると目新しいベンチャー企業が存在しなくなってきていると推測される。

◆株式会社コネクティが第1位

 総合の有効性スコアでは、ノミネートされた924社のWebサイトの中で、株式会社コネクティが第1位となった。有効性スコアは1000ポイント満点中814ポイントだった。ファクター別の順位を見てみると「ブランド理解」と「優位性」で1位を獲得し、「フィーリング」は3位、「信頼性」は7位、「希少性・斬新さ」は13位、「購買/取引意欲」は11位で、いずれのファクターにおいても高水準であった。

 第2位は783ポイントでw2ソリューション株式会社となっており、5ファクターのうち突出したものはなかったものの、いずれのファクターにおいても10位以内に入っている通り、高水準の評価を得ているとともに「購買/取引意欲」で1位となっっている。

 第3位は774ポイントで株式会社HARMONYである。「フィーリング」が3位だったのを筆頭にw2ソリューション株式会社と同様、いずれのファクターにおいても10位以内に入っていた。

 以上の結果から、業界を問わず全てのファクターにおいて高水準を維持することが必要であり、さらに自社が参入している業界において、どのファクターを突出させることがセイリエンス効果につながるのかを認識し体現することが、Webサイトをマーケティング・ツールとして有効的に機能させる上で欠かせない戦略となることがわかる。

<上位10位を抜粋>

順位・企業名・ポイント・URLの順

1位 株式会社コネクティ 814  (リンク »)
2位 w2ソリューション株式会社 783  (リンク »)
3位 株式会社HARMONY 774  (リンク »)
4位 アップフロンティア株式会社 752  (リンク »)
5位 ブランドダイアログ株式会社 746  (リンク »)
6位 株式会社ALBERT 741  (リンク »)
7位 株式会社エスアイ・システム 734  (リンク »)
8位 バルテス株式会社 730  (リンク »)
9位 株式会社インフォソーシング 718  (リンク »)
10位 株式会社イマジナ 706  (リンク »)

*1000ポイント満点

◆ベンチャー企業ならではの稀少性・斬新さが失われ傾向にある

 ファクター別に見てみると「希少性・斬新さ」のポイントは、最高ポイントと平均ポイントのいずれも他のファクターと比べて顕著に低いものとなっている。反面、「信頼性」と「優位性」は他のファクターに比べて高水準となっている。

<各ファクター別の第1位と平均ポイント>

「ブランド理解」:株式会社コネクティ・92ポイント(平均:56.2ポイント)
「優位性」:株式会社コネクティ・94ポイント(平均:57.4ポイント)
「フィーリング」:株式会社ゼネラルリンク・89ポイント(平均:56.6ポイント)
「信頼性」:株式会社アカウンタックス・92ポイント(平均:57.7ポイント)
「希少性・斬新さ」:アップフロンティア株式会社・78ポイント(平均:42.2ポイント)
「購買/取引意欲」:w2ソリューション株式会社・169ポイント(平均:108.2ポイント)

*「購買/取引意欲」は200ポイント満点。それ以外は100ポイント満点。

◆有効性スコアの算出方法

 有効性の測定にあたっては、「ブランド理解」と「優位性」、「フィーリング」、「希少性・斬新さ」、「信頼性」、「購買/取引意欲」の6ファクターを設けております。「購買/取引意欲」を除いた5ファクターについては、それぞれ100ポイント満点とし、Webサイトを閲覧して問い合わせする上で「最も重視するファクター」(5ファクターの中から1ファクター)と「重視するファクター」(同2ファクター)に関してウェイト付けを行い、各ファクターにおける全46項目に対する評価を基に800ポイントを算出。そのポイントに「購買/取引意欲」における全8項目に対する評価を基に算出した200ポイントを加算し、合計の1,000ポイント満点で有効性スコアを算出。

◆調査結果について

 プレスリリース用の資料(PDF版)は無料で配布しておりますので、ご希望の方は電話又はEメールでお問合わせください。
 200社の総合ランキングと各ファクター別のランキングを掲載した「ランキング一覧」(税込18,900円)、全ランキングの根拠となる各ファクターにおける全54項目のスコアまで記した「総合レポート」(税込105,000円)、200選にランキングされている中の1社に絞って回答者属性や全54項目のスコアに分析結果と回答者のコメントを加えた「個別レポート」(総合レポートとセットで税込315,000円)もご提供しておりますので、電話又はEメールにてお問い合わせください。

◆調査概要

■調査方法
アンケート方式による郵送調査
■調査期間
8月23日~10月29日
■有効回答数
総数17,858人
<内訳>
経営者・会社役員:3,695人
会社員:14,163人
■調査対象
2003年9月以降に創業し、企業向けに製品・サービスを提供する企業。
上記の企業で、事前に調査した11,742人が過去に閲覧したことがあるWebサイト又は取引/購入経験のある企業のWebサイトを調査対象とし924社のWebサイトがノミネート。
■当調査は、IDマーケティングサービス株式会社が第三者機関として独自の企画に基づき実施したものになります。

<本件に関するお問合わせ先>
本件に関するご質問やご感想もお待ちしております。

IDマーケティングサービス株式会社
広報室 志澤

E-mail: shizawa@idms.co.jp
TEL : 03-5767-9883
FAX : 03-5767-9884

<IDマーケティングサービス株式会社について>
 2008年7月に設立されたビジネス・プロデュース・カンパニー。「市場と企業を結ぶ成功の架け橋」をコンセプトとし、企業活動において最も重要となる市場の声を独自の切り口から行うユニーク且つ業績に直結する調査は、多くの企業から重宝されております。特に、現在の能力より過去の実績と認知度を優先する我が国の商慣習とメディアの取扱いに警鐘を鳴らすべく、中小企業やベンチャー企業と市場を結ぶ支援ビジネスを各種手掛けております。
■日本初の中小企業・ベンチャー企業の業績拡大に特化した会員制サービス「SMEP」の運営
■中小企業経営者をプロデュースする「プレジ塾」の運営
■「市場の格付」や「ベンチャー企業Webサイト有効性調査」などの各種リサーチ
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