PTC(R)、トップ経営陣の新体制を発表

C. リチャード・ハリソンがCEOと会長職を兼務、 ジェームス・ヘプルマンは社長兼最高執行責任者(COO)に就任

PTCジャパン株式会社

2009-03-09 00:00

【2009年3月9日】PTC(本社:米国マサチューセッツ州、Nasdaq:PMTC)は、3月5日(米国時間)、リチャード(ディック)・ハリソン(C. Richard (Dick) Harrison)が同社取締役会長に任命されたことを発表しました。ハリソンは最高経営責任者(CEO)の任務を兼務し、ジェームス(ジム)・ヘプルマン(James (Jim) Heppelmann)は、ハリソンの下、社長兼最高執行責任者(COO)として職務を遂行します。前PTC会長であるノエル・ポステナク(Noel Posternak)は、同社の主席社外取締役として引き続き取締役会の役員の任に当たります。2009年3月4日付で本新体制になりました。
ポステナクは次のように述べています。「ディック・ハリソンとジム・へプルマンはソフトウェア業界における最も優れた経営幹部であり、過去10年間で築き上げた協力体制により、価値あるソリューションを顧客に提供し、優れた業績を株主に残してきました。ディックは社長兼CEOとしてPTCに成功をもたらすため常に尽力し続けてきましたが、今後、会長としても偉大な存在となると確信しております。優れたソフトウェア製品と顧客中心の概念に基づき、二人は協調してPTCをリーディングカンパニーへと導いたのです。一言でいえば二人は素晴らしい組み合わせだということです」。

ハリソンは新たな職務である会長職に加えCEOとしての任務は継続し、会社の戦略および経営に関する最終的な監督責任を負うことになります。また、戦略的顧客との関係構築にも引き続き注力していきます。へプルマンは社長兼COOとして事業部門の業務運営責任者としてハリソンと密に連携しながら事業戦略を策定していきます。

ハリソンは、「今回の継承は、2008年のジムの取締役就任からも示されるように、以前より予定されていました。ジムはPTCのソフトウェア製品開発とマーケティングを率いてきた実績があり、次期リーダーとしての地位を確立し事業運営面での成功も身をもって証明してきました。この展開はPTCにおいて指導者となる自然な形だったと言えます。ジムと協調し成功へと向けた事業戦略をさらに進化させ、また同時に顧客が直面されている製品開発の課題に対し顧客と継続して共に取り組んでいく所存です。ジムには事業部門間の連携を強化し会社の優位性を高めていくことを期待しています」と述べています。

へプルマンはPLM業界において20年に渡る豊富な経験を有し、この業界が進化する過程で最も重要な部分に貢献してきました。彼の初期の経歴ではMetaphase社の立ち上げを支援し最高技術責任者(CTO)として活躍しました。その後Windchill(R)Technology社を創業するため同社を退職、初のWebネイティブPLMシステムの開発を目指しました。PTCによる同社買収と同時にPTCに入社し、短期間で全製品の戦略、開発、マーケティングを統括する上級副社長兼最高技術責任者(CTO)に昇格しました。

ハリソンは、「ジムは企業家としての先見性と大企業の運営に必要な経営手腕の両方を兼ね備えています。常に革新性を追い求め、会社全体を結束させることができる指導者です。これらの資質と大規模なプログラムを推進できる能力との組み合わせにより、彼の社長兼COOとしての成功を確信しています」と述べています。

PTCに対するポステナクの貢献について、ハリソンは次のように述べています。「PTCに対するノエルの貢献は、会長であった時代に遡ります。創業以来、順調な時期、困難な時期を問わず、一貫した経営姿勢でPTCを導いてきました。彼が取締役員として今後も経営に関わることは非常に喜ばしいことです」。

ハリソンは1987年に営業部門を統括するバイスプレジデントとしてPTCに入社し、3次元CAD業界において早期にPTCを傑出した企業としての存在へと導きました。6年間社長兼COOとして責務に当たり、2000年にCEOに就任しました。ハリソンは、顧客が直面する、より大規模な製品開発における課題へ対応する必要性を認識し、複数のソリューションを幅広く提供するエンタープライズソフトウェア企業へとPTCを転換させました。その時点より、記録的な年間売上高と営業利益を生み出すマーケットリーダーへとPTCを導きました。

へプルマンは、「ディックは極めて優れたリーダーであり、優れたメンターでもあります。新たな立場で彼と責務を遂行していくことを楽しみにしています。25年近くに渡り彼はPTCにとって不可欠な存在であり、顧客に価値を提供することへの彼のコミットメントと勝利への情熱は、全社員が共有する特質となっています。彼のコミットメントは入社時と変わらず高いままであり、今回の経営体制変更でもそれが変わるとは思えません」と述べています。

へプルマンはさらに次のように述べています。「PTC経営陣は最強の布陣であり彼らのサポートに感謝しています。何年にも渡り共に責務を遂行してきたチームであり、全員がPTCを次なる成功へと導いていきたいと考えています。我々にとって会社、顧客、従業員は非常に大切な存在であり、市場での高い競争優位性とを組み合わせることで、PTCの将来が有望であることを確信しています」。


*リチャード(ディック)・ハリソンおよびジェームス(ジム)・ヘプルマンの画像は以下のURLにてご覧いただけます。

リチャード(ディック)・ハリソン
(リンク »)

ジェームス(ジム)・ヘプルマン
(リンク »)


PTCについて
米国マサチューセッツ州に本社を置くPTC(Nasdaq: PMTC)は、製品開発におけるグローバル化、市場投入時間の短縮、業務効率の追求など、製造業における企業の個々の課題に対応するソフトウェアとサービスを提供しています。重工業、電子・ハイテク、航空宇宙・防衛、自動車、消費財、医療産業においてPTCのCADソフトウェア、コンテンツ管理およびプロセス管理ソリューションを活用することにより、企業は主要な経営目標の達成ならびに顧客ニーズと業界法令基準双方に適合する革新的な製品開発の実現を可能にしています。

PTCジャパンについて
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区、社長:井上 公夫)。PLMソリューション製品群「Windchill」、コラボレーション環境に対応した機械系高機能3次元CAD/CAM/CAE「Pro/ENGINEER」、エクスプリシットモデリング/データ管理ソフトウェア「CoCreate」、製品情報提供ソリューション「Arbortext」、技術計算/ドキュメント化支援ソフトウェア「Mathcad」、データ・ビジュアライゼーション・ソフトウェア「ProductView」を販売、併せて製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービスを提供。1992年3月設立。国内5事業拠点。
Webサイト: (リンク »)


*PTCの社名、ロゴマークおよびWindchill、Pro/ENGINEER、CoCreate、Arbortext、、Mathcad、ProductViewなどすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
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