米国調査会社インスタット社は、ピコプロジェクタの最大実現可能市場は出荷数で数十億で、今後5年間で11億ドル以上の潜在力があると予測している。携帯電話やアクセサリのプロジェクタが、ピコプロジェクタ市場をリードし、コンピュータデバイスや家電製品がそれに続くだろう。
「モバイル機器により多くのマルチメディア機能が搭載され、内蔵ピコプロジェクタは非常に小さいデバイスで大きな画面を使用している感じがするようになるだろう。小型化、信号処理、緑色レーザなどの光源の技術が進歩し、携帯電話やメディアプレイヤー、コンピュータデバイス、その他の家電製品などの小電力製品へのピコプロジェクタの搭載が可能になってきた」とインスタット社のアナリストDavid Chamberlain氏は語る。
インスタット社は、下記についても調査した。
■ LEDとレーザの両方を提供するベンダは、投光技術の開発を続けている。緑色レーザは重要な開発分野である
■ 近い将来、プロジェクタモジュールの価格が下落すれば、携帯電話やメディアプレイヤーにピコプロジェクタが内蔵されるようになり、市場は拡大するだろう
■ ピコプロジェクタを提供する企業には、3M、Displaytech、Foxxcon、Light Blue Optics、Oculon、Optoma、Microvision、東芝、TIがある
インスタット社の調査レポート「内蔵ピコプロジェクタ市場調査:将来性、ベンダ情報、関連市場データ - Embedded Picoprojectors Ready to Break Out Worldwide」は、世界のピコプロジェクタ市場を調査している。携帯電話、コンピュータデバイス、パーソナルメディアプレーヤー、デジタルカメラ、デジタルカムコーダ、アクセサリプロジェクタなどのピコプロジェクタモジュールを使用する製品の出荷数と比率の5年間予測、世界のピコプロジェクタモジュールの出荷数と収益予測、LEDやレーザの投光技術とMEMSやシリコン液晶(LCoS)ディスプレイの分析、主要技術ベンダのプロフィールなどを記載している。
【調査レポート】
内蔵ピコプロジェクタ市場調査:将来性、ベンダ情報、関連市場データ
Embedded Picoprojectors Ready to Break Out Worldwide
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